vespa GTS "310"
ベスパのGTSが310ccになることが正式に発表された!
一番のメリットは、今までは278ccのエンジンを300と呼んでサバ読んでいたのだけれど、今後は嘘をつかなくて良くなることw
やっぱりストロークのみの変更で、ピストンの部品番号も変更が無いらしい。
外装も変更なし。
何年も経ってオーバーホールする時が来たら310cc化できるかもしれない。
コンロッド、クランク、インジェクション等を替える必要があるから、費用対効果からしたらあんまりメリットは無いかな。
高速道路を多用するのであればメリットを見出だせるかもしれない。
ただ僕の場合、278ccで高速を走っていて感じるのはパワーやトルク不足じゃなくて
「ベルトは大丈夫か!?」
という部分。
普通のバイクのようにチェーンやシャフトの噛み合わせで駆動するのではなくて、ベルトとプーリーの『摩擦』で駆動している事に若干不安を感じる。最近の夏の暑さと摩擦の熱はベルトに優しくないよなあ、と思う。
これは僕が今までスクーターという乗り物に触れてこなかったから生じる不安であって、慣れれば気にならないものだと思う。
ベルトカバーの中を確認した訳じゃないから憶測にすぎないけれど…
普通のバイクのチェーンが送られる速度よりも速いスピードでベルトは回っていて、それをギアダウンしてタイヤを回している筈。だからベルトにかかる引っ張りや摩擦の負荷はイメージよりも少ないんだと思う。そのかわり形状変化が絶えず起きて、そのダメージが蓄積していくから1万キロに1回交換して下さい、ってことなんじゃないのかな。
278ccでも100キロはあっという間に出る。120キロをずっと続けるのはちょっと辛いし燃費が悪くなる。
安全運行を心掛けるのであれば、今のままで充分かなあ、というのが正直なところ。
クッソー、あと1年待てば良かったー。
と思う程の変化が無かったのは良かった反面、ちょっとだけ残念。
もう少しワクワクさせてくれるようなバイクをラインナップして欲しいな。
と、今後のベスパに期待する。