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自転車を見に行った

ポリープ手術後の養生で念のため運動や力仕事を控えている。これは良いチャンスと週末はベスパで自転車を見に行った。

僕の住む地域から、目当ての自転車屋さん(柏駅の近く)までは距離にして30キロくらいだろうか。大した距離ではない。が…

個人的『できるだけ走りたくない道5選』に入っている国道16号線を行くことになる。それを避けて、ずーっと利根川の方を遠回りしていくのもアリかと思ったが、あまり天気が良くないので最短最速を狙って渋々16号で行った。

16号を走りたくないのは信号が多いし、渋滞しやすく車のマナーが信用できないからだが、車で移動するのと違ってバイクであれば少しマシに感じた。それでも追い越し車線を低速で走る車がいたり、バイクを目の敵にしているの?というドライバーがいたりでストレスを感じた。

柏の自転車屋さんには、所謂「小径車」というやつを見に行った。

僕が良いかな?と思っているのは
・フジ「Helion」   と
・ダホン「Dzero」 

フジ・へリオン(メーカーHPより)


ダホン・Dゼロ(メーカーHPより)

どちらも「自転車が欲しい」と思い始めた時には想定していなかったタイプだ。

当初は前後ともサスペンションが無いMTBから探し始めたのだが、好み的にも予算的にもなかなか(これ!)というものがない。
その内に興味がクロスカントリーMTBやグラベルロードに向いていって、これならもう少し予算を増額してもいいかも?等と思っていた。

だけど
「それに乗る時間、どれだけあると思ってんの?」という、現実的な問題が…

今の僕は休みが多いわけでもなく、貴重な休日をサーフィンとバイクに振り分けて使っている。バイクに向かない天候ならサーフィン。サーフィン的にコンディションが望めない日はバイク。という具合だ。
これでほぼ全ての休日が過ぎる。

正直なところ「イカした自転車に乗る休日」は年に3,4日しかないのでは?という状況だ。

だからやっぱり日常の隙間時間にロースペックな自転車に乗るのが今の僕には最適解かな、という結論に達した。

ロースペックな自転車と言ってもピンからキリまで、ホイールサイズも6インチから29インチまである。
あまり小さいタイヤでは走破性が悪そう(千葉はアスファルトが結構荒れている)だし、大きいタイヤのものは置場所を選ぶ。小さい自転車なら遠方へ行く仕事にも時々連れて行けるかもしれない。

奥さんに怒られずに管理できそう&愛着を持って維持できそう、などの観点で最終的に候補に残ったのが上の2台だ。

今まで小径車を所有したことがないので、写真で見るだけでは実際のサイズ感がわからない。16インチというサイズがどのくらい小さく見えるのかも「?」の状態。なので、実車を見て考えたい、と思った次第だ。

自転車屋に着くと目当ての2台が店内に有った。

フジの方はフレームサイズも全種類揃っていた。写真で見る通りにシャープなフレームでカッコいい。サイズ的に1台を夫婦2人で使い回すのは出来ない(僕172妻160)というのが少し残念。

ダホンの方は試乗車があって、思っていたよりも大きく感じた。写真で見ているだけでは、僕くらいの標準サイズの男性でも「サーカスの熊」みたいになるんじゃないかと思っていたけれど、大丈夫そうだ。こちらは適応身長の幅があるので家の奥さんも乗ることができる。

現状、僕が留守の時の彼女の移動手段は徒歩、バス、電車なので自転車があればもっと便利になるんじゃないかと思う。ただ、若い頃はデ・ローザの自転車に乗っていたくらい自転車が好きだった彼女も、今ではすっかりスローテンポに慣れて「(乗るか分からないから)どっちでもいいよ」という反応。

まあ、その方が僕は気楽だけど選定基準が1個減ると、決定までの自由度が増える訳で、それはそれで悩ましい。

さて、どうしようかなあ。

ベスパと小径車、なんとなく似ている。でもfunnyなモノが好きなワケではない。