辰//屋

ドラゴン屋さんです。 毎週更新、するつもり。(ダメなら毎月や) ご連絡はTwitterのDMからどうぞ📧

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マガジン

  • 捨てられシリーズ

    クマが出てきます。

  • 信州くらしだより

    ツイート以上ブログ未満のエッセイです。汚い天声人語。

  • 脱出経路

    2022年10月〜の日記です。自分の中では大きく変わる年の記録。

  • 【マネーの(茶)トラ}

    金回りの賤しいお話。

  • 音楽レビュー

    音楽のレビューです。アルバムの1曲目を紹介することが多いです。各アーティスト公式にてアップされてる曲のみリンクする予定。

最近の記事

ディズニー映画を観ているよ

 ディズニープラスの年間会員になったのでディズニー映画を漁っているが、これがなかなか楽しい。  ディズニー作品の中でも私が今、漁っているのはピクサーや実写シリーズではなく本家かつ原点であるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ(WDAS)製のものだ。有名なのはリトルマーメイドとかアナ雪みたいなプリンセスものかな?  これらの作品群のなにが面白いかというと“すんげえクオリティにムラがある”ということだ、これに尽きる。  なにしろWDASは、1937年(もちろん戦前

    • 生きてはいるよ……書くからね

      • 物事にはタイミングがあってね

         うおい! なんてこった😢  先週に気合を入れて書いた記事。  反響は極小だが感動を伝えたくて、試合部分をもったいぶって推敲していたら。  その間にリーグ戦の日程がどんどん進んでもう勝敗がある程度絞られてきちゃったよ😅😅  ……  いやあ、やっぱ内容よりも早さが重要だよねこういうのは……  俺が優勝候補だと思って、その予想を一切疑わずに応援した稲村愛輝は、一昨日の[8.18仙台大会]で惜しくも負け、リーグからの敗退が決定した。  うん、身に染みたわ。  物事の

        • スター不在の舞台、されど輝きを放つ者たち

           俺は凄えものを目にしてきた。  夏休みに遠方へ旅行に行くにはちょっと財布が寂しいからと後楽園ホールに足を運んでみたのだが、そこでは壮絶な闘いが繰り広げられていた。  その闘いとはプロレスリング・ノアのリーグ戦「N-1 VICTORY 2024」だ。  同時期に行われている新日本プロレスのリーグ戦「G1 CLIMAX34」と比べるとまだ認知度は物足りないものの、会場の熱気や試合の白熱ぶりは決して負けていない。プロレスリング・ノアの選手たちも業界トップの座を狙わんとその炎

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        記事

          右に廻る

           犬がかなり弱ってきた。  現在お盆休みで実家に帰って来ており、久々に犬と長時間過ごしているのだが、ここまで弱っているとは俺は真に理解はしていなかったようだ。  今年で18歳という長寿なので仕方なくはある。衰えるのも別れも絶対的なものだ。しかし、私はどこか彼の命の永遠を信じていたのかも知れない。  18年間同じ家で過ごして来て(後半は私は実家を離れてしまったが)、実弟を含めて3兄弟のように暮らして来た。この関係はこれから先も続くことを根拠もなく信じていたのだろう。犬と人

          右に廻る

          積み上げては崩す、嫌になる。

           なんだか泣けてくる。  昨日、俺は他者がコツコツと積み上げた努力をぶっ壊したからだ。  未来のために頑張っている誰かの行動を台無しにした。それも一瞬にして。  あまりに虚しいことだ。  はぁ……😢  具体的には作りかけの蜂の巣をぶっ壊したんだ。  うん。  昨日、事務所の倉庫で電話をしていた。ぼんやりと正面を見ていたのだが、視線の先の棚に見慣れないブローチのようなものが貼り付いているのを発見した。  何かと思ったら蜂が運んできた泥の塊をコンクリートブロックで

          積み上げては崩す、嫌になる。

          喪服を買った話

           今現在の我が家にはお迎えの近い者が2名いる。  そのうち1名が愛犬で、今年でなんと18歳にもなるご老体だ。人間なら就職や大学進学を控える頃であり、選挙権を得たりレンタルビデオ屋の暖簾の向こう側へいけたりと独り立ちのスタートと言える年齢であろう。だが犬にはそこから先の人生(人じゃないけれど)は用意されていない。ここがゴールなのだ。とても寂しいことだが、彼はここまで大きな怪我や病気もせずに家族に愛され生きてこられた。悲しいことでもなんでもない。  そしてもう1名が祖父だ。今

          喪服を買った話

          何がしたいのかわからない

           迷走している人間の姿には独特の魅力がある。物語の中で登場人物の人間味が増すのは決まって迷っている時だ。将来に迷い、恋に迷い、金に迷い、闘争に迷い、弱みを曝け出して苦しむ姿に人々は共感し、作られたペルソナはフィクション以上の価値で輝き始める。  絶賛迷走中の男、中嶋勝彦が動き出した。  ホームレスのような姿(キャラ設定)から一転、花粉症か工事現場みてえなゴーグルを付けて新興プロレス団体であるGLEAT(グレート)へ姿を現したのだ。  運営会社であるリデットの鈴木社長と相

          何がしたいのかわからない

          おいてきぼりなんだわ

           前回書いた通り唯一営業部に残った同期が会社を去った。  知らない人はこれを読んでくれ。  彼奴が何も考えていないアホなのか、何か考えたアホなのかは存じ上げないがただ一つ言えることは俺よりはマシだということだ。  中嶋勝彦の如く「何がしたいのかわからない」プランで唐突に出ていったが、会社という縛から逃れることに成功したのは確かだ。ホームレスになるかもだけど。  もう奴は休みや帰宅後の客からの着信に怯えることはないし、営業者についたGPSにビクビクする必要はないのだ。明

          おいてきぼりなんだわ

          デイトレ戦士 現る

           うおおおおおおお!!!  俺は戦士だああああああ!!!  5月末に誕生日を迎え、レベルがひとつ上昇した(老化したともいう)俺はマーケットという欲望の坩堝へ果敢に攻め込む。  己のチンケなお駄賃を倍増させるため、なんなら10倍、いや100倍!!に膨れ上がらせるため🤤 精悍な戦士(強欲な豚ともいう)へとトランスフォームし、危険なトレーダーたちと兵刃を交えるのだ。  戦え!!戦え炭治郎!!  オラッ! でりゃ!!! 朝が来るたびに、AM9時に寄り付くたびに、“田中将斗

          デイトレ戦士 現る

          同期、会社辞めるってよ

           2018年の4月、ハエある我が社には俺を含め9人の新人が入社した。そのうち俺と同じ営業部に入ったのは3人、残りの6人は製造部への配属となった(製造メーカーなの)。  そして大学卒業後に新卒で入ったのは営業部の3人で、他は高卒や中途での採用だ。それゆえ普段の仕事で絡みがあるのは営業部の3人だった。全国転勤なので、いる場所こそバラバラだが同じ悩みや悩みや悩みを共有したのは彼らだった。  だから少なくも俺は、入社以来6年苦楽を共にした仲間だと思っている。  そんな中、3年ほ

          同期、会社辞めるってよ

          俺のヒーローに会ってきた

           門田匡陽というミュージシャンをご存知だろうか?  もし君が平成のインディーズバンド界隈に関心があれば名前を聞いたことくらいはあるだろうし、なければ読み方もわからないかも知れない。  後者の君のために説明すると、読み方は“もんでんまさあき”であり、孤高の表現者だ。ちなみに難読だけど予測変換でちゃんと出てくるよ。  彼は斬新な音楽をシーンに届けてはどこかへ行ってしまう掴みどころのない、カメレオンのようなアーティストだ。  2000年代初期にはナーバスで退廃的な世界観を持

          俺のヒーローに会ってきた

          生成AIにイラストを描いてもらう

           NVIDIAだのTSM(台湾セミコンダクター)だのの半導体銘柄が連日大盛り上がりしている通り、世はまさに大半導体時代だ。  なぜ人々が半導体を求めて危険な航海に旅立つかと言えば、AIの開発や運用に他ならない。  今のところの俺とAIの関わりはChatGPTとイチャイチャしているにすぎないが、今後AIは急速に進化し多くのデスクワーカーになり変わることであろう。今が台風の目、シンギュラリティ(特異点)だと考えられる。  そんな中で注目されているのが生成AIだ。  まあ簡

          生成AIにイラストを描いてもらう

          君と今夜輝いて

           みんな元気?  俺は魔の12連勤の真っ最中だ、明日で折り返し。何故こんなダークグレーな勤務をしているのかというと、俺の働く住宅業界には展示会という行事があるからだ。  知ってる? もし知らなかったらあなたの家のポストに有無をいわせずブチ込んであるチラシを見てみよう。手に取った束のうち一枚は必ず住宅や建材の展示会の案内だ。出かけてみよう!きっと俺のような目の死んだ営業マンが出迎えてくれよう。  昨日に設営、今日明日が本番、そしてその日の間に設営したブースを片付けて帰るの

          君と今夜輝いて

          江南の夜、口を閉ざす。

           正月休みを利用した3泊4日のソウルの旅は想像よりも遥かに快適な日々だった。  人々が親切だったとか、交通機関が充実していたとか要因はたくさんあるが、いちばんの理由はホテルが快適だったことだ。  俺が選んだのは江南区にあるdormy innだ。日本で展開してるビジネスホテルチェーンだから利用したことある人も多いだろう。  初めての訪韓だから日本語が通じた方が安心だと思ったのだ。実際スタッフがみんな日本語ペラペラで非常に助かったし、全ての案内に日本語表記がついていて苦労が

          江南の夜、口を閉ざす。

          夜に駆けない

           おそらく俺は20代の中では睡眠時間がかなり長いほうだ。  最低7は確保する。理想は7.5から8、用事がなければ10時間以上は何の苦もなく寝ている。いや違う、起きられない。  仕事が用事がある日は目覚ましを特に使うでもなく自力で起きられる。というか勝手に目が覚める。憂鬱だ。一応アラームはかけるんだけどね、社畜マインドが遅刻を許さないのだ。  で、フルに自分の時間を楽しみたい休日にはそれが機能しない、何故よ😢  話が逸れたな。  俺は昔から多く寝るタイプだったかという

          夜に駆けない