おいてきぼりなんだわ
前回書いた通り唯一営業部に残った同期が会社を去った。
知らない人はこれを読んでくれ。
彼奴が何も考えていないアホなのか、何か考えたアホなのかは存じ上げないがただ一つ言えることは俺よりはマシだということだ。
中嶋勝彦の如く「何がしたいのかわからない」プランで唐突に出ていったが、会社という縛から逃れることに成功したのは確かだ。ホームレスになるかもだけど。
もう奴は休みや帰宅後の客からの着信に怯えることはないし、営業者についたGPSにビクビクする必要はないのだ。明日から。ずーーっと!!
羨ましい。
俺が入社時からずーっと思い描いていた未来を奴は掴んだのだ。
奴の立てた会社がどうなるかは知ったこっちゃないが、その自由は羨ましく思う。仮に沈没してもまあ命までは盗られないだろう。
この業界で独立した人で色々あって●●した人は何人か聞いたことあるが、まああれだ。居続けて●●する恐れもあるんだからイーブンなんじゃねえかなと思う。
はぁ、どうすりゃいいんだ。別に法的には余裕で出ていけるんだけど、そんな空気じゃないんだよなあ。人いなさすぎて、流動性なさすぎて。人材豊富ならなんの迷いもなく出ていけるんだけどね。
代えの効かない人材なんていないのはわかっている。スティーブ・ジョブズが死んでもアポーは潰れてないし、松なんとかがいなくてもバラエティは何ともなっていない。俺なんかがいなくてもなんの支障もないもん。
ただ、なんか綺麗な結末を求めちゃうんだよね。「立つ鳥跡を濁さず」みたいなね。
そううまくは行かないってことか。泥沼の闘争がないと自由は得られないってことなのかね。
意味あいはちょっと違うけどFreedom is not free.ってことかしらね。来た時よりも美しくは通用しない。刺し違える覚悟で斬りかからせていただく所存でよろしくね。
血みどろのゲバルトが始まる、、、かもね