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泣きたいときは、泣けるときに思いっきり泣いていいよ


理由もなく涙が頬をつたう時がある。「これが原因?」と思い当たる節もあるけれど、そうじゃなくて。色々なことが絡み合って、一気に込み上げてくる。そんな感じ。ぼやけた目でスマホの画面を見ると、0時47分。「最後に涙を流したのはいつだっただろう。。」と思うほど、随分久しぶりに哀の感情が溢れ出た。私は、人前で涙を見せることは滅多にない。その代わりに、一人でいる時に泣く。強がっているところもあるのかもしれないけれど、そうではなくて。本当の理由は、過去に泣きすぎて涙の泉が枯れてしまったからが有力。昔はもっと泣き虫で、よく泣いていた。一時期、色んなことが重なりすぎたことで、泣きたくても泣けない状態に陥ってしまったのだ。無感動・無感覚に近いものがあり、その時は絶望でしかなかった。そうした背景もあって、今、久しぶりに涙が出ている事実に、「まだ私は泣けたんだ」と安心感を覚えた。泣きたいときは思いっきり泣いて、笑いたいときは思いっきり笑う。感情をそのまましっかり味わえば、自然と心が整いやすくなって、より前に進んでいける。乗り越えていける。独りで抱え込まずに、誰かを頼ってもいい。立ち止まって休憩する時間もあっていい。そこに、「男だから」「女だから」「もう立派な大人だから」という条件はいらないし、もし持っているとしたら全部取っ払ってOK。泣くことは、恥ずかしいことでも何でもないから大丈夫。抱えている感情に蓋をせずに、固くなった心をほぐして気持ちを楽にさせていく。それがストレスフリーにも繋がっていくと私は思う。


眩しい光を放って輝いているように見える人がいたとしても、心の奥底では深い闇の部分を抱えていたりする。これは悪いことでは決してなくて、隠と陽はバランスで成り立っているから自然なことじゃないかな。私も、明るい光の側面と暗い闇の側面がある。昔は暗い部分が嫌で仕方がなかったけれど、「2つはセット」と捉えるようにしたら、"持っていてもいい"と思えるようになった。それも自分であることには変わりないから。もし出口の見えない暗くて長いトンネルに彷徨っているとしたら、その分だけ、光が差し込んできた時の喜びも大きく味わうことができる。抜けていないときは、まだ出口が見えないだけで。この先、必ず抜け出すことができるし、想像できなかった美しい景色を見ることができるからね。




辛かったね。苦しかったね。悲しかったね。

泣きたいときは、誰だって泣いてもいいんだ。




プリちゃん


アートブックA5フライヤー表

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【祝出版】優しい時間を味わうアートブック『心に灯す光と色彩のパレット』発売中

◇10/21 お取り扱い店舗様◇

梅田 蔦屋書店 (大阪)、 胡桃堂喫茶店 (東京)

「読み終わりには、優しくて幸せな気持ちで満たされて欲しい。明けない夜はないように、病めるときも健やかなる時も寄り添う、友人のような存在になりますように。」


東京を拠点に活動するアーティスト Prius Shota (プリちゃん)、
2021年9月21日(火) 国際平和デーに、初の著書『心に灯す光と色彩のパレット』を出版。

300人以上がクラウドファンディングで応援しあって出版が実現した、
写真のアートと言葉で、心癒されるアートブック】。


淡い光と豊かな色彩が無限に美しく拡がる、『絵のような写真のアート』85点と、ほんのり前向きになれる言葉たちが掲載。巻末には著者Prius Shotaについてや、作品と個展の裏話つき。


好きな音楽をかけたお部屋で、温かい紅茶やコーヒーを飲みながら読書にふける。スマホやパソコンといったデジタルデバイスから一旦離れて、「穏やかな気持ちになれる、贅沢な時間」を味わってみてくださいね。

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