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#英文法
動詞なのか、それとも形容詞なのか?
「動詞」(過去分詞あるいは現在分詞)なのか、それとも「形容詞」なのかを判断する基準に、「very」で修飾されるのか、それとも「much」で修飾されるのか、という基準がある。
「very」も「much」も、「とても」という意味の「副詞」だが、「very」は形容詞の意味を強めるときに使い、「much」は動詞の意味を強めるときに使う。
たとえば、次のような2つの文があるとき、「very」が適切だ
Think different について
「Think different.」
スティーブ・ジョブズの言葉だと言われています。
出典を調べてみましたが、最初に言われたのはいつなのかということや、前後の文脈がよくわかりません。
この記事では、文献的な詮索をしたいのではなく、「Think different.」という短い言葉の文法について書きたいと思います。
「Think different.」というフレーズを単独で聞けば、
「(
襲撃 | スタインベック
(1) スタインベック「襲撃」について
スタインベックの短編小説「襲撃」を読みました。この短編小説「襲撃」(The Raid)は、Peguin Classics の John Steinbeck, The Long Valleyの中に収められています。また、「襲撃」の日本語訳は、大久保康雄(訳)「スタインベック短編集」として新潮文庫に収められています。
「襲撃」はPenguin版では 6
英語 | 形容詞の並べ方
久しぶりに英文法の話を書きます。今回は形容詞の配列に関する話題です。
(1) 形容詞の「限定用法」と「叙述用法」
英語の形容詞には、大きく分けて、「限定用法」と「叙述用法」があります。
叙述用法とは、She is charming and old. のように「○○(主語)は~です」という用法のことです。述語として用いられ、主語を説明する役割があります。
それに対して、限定用法とは、
一語の宇宙 | someとanyの使い分け
中学生で英語を学ぶとき、「some」も「any」も、「いくつかの」という意味で教えられることが多い。そして、「some」は肯定文で、「any」は疑問文・否定文で使いましょう、と。
そのような「縛り」があるせいか、中学生の問題集をたまに眺めると、本来は「some」のほうがよいと思われる文脈でも、「any(この場合はsomeでもよい)」という解説があったりする。
また、「いくつかの」という日
一語の宇宙 | より多い | outnumber
outnumber (~の数より多い)。
「B(の数)よりA(の数)のほうが多い」なら、
The number of A is larger than the number of B.
と比較級 (larger than) を用いても表現できますが、outnumber を使えば、
A outnumbers B.
と簡潔に同等の意味を持つ文を作ることができます。
非英語ネイティブ・スピーカ
英語表現を覚えたらアレンジを加えてみよう
(1) make a contribution to ~ing
たとえば「make a contribution to ~」(~に貢献する)と表現を覚えるとする。
そのまま覚えておけば、少なくても他人の書いた文章のなかで「make a contribution to ~」という表現が登場すれば意味を理解することができる。
しかし、このままだと「to ~」のあとに名詞がつづくのか、それと
エッセイ | なんとなく繋げる表現法
①
It being Sunday, I stayed at home all day.
日曜日。私は一日中家にいた。
②
Admitting what she said was true, I kept quiet.
彼女の言葉は真実だと認めた。
私は黙っていた。
①も②も、英文法では「分詞構文」と呼ばれる。
①のように、主語が異なるものを「独立分詞構文」と言う。
①の主語は、前半