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2023年1月の記事一覧
江戸諸国百物語 西日本編
江戸諸国百物語 西日本編
江戸時代以前の「怪談」が集められた本です。
これは、西日本編です。東日本編もあります。
「怪談」といっても、怖い話ばかりではありません。不思議な話が多いです。文字どおりの「怪」談ですね。
ほとんどの話に、妖怪が登場します。妖怪好きは、必読です(^^) 他に、幽霊や、神さまが登場する話もあります。
一つ一つの話は、短く要約されています。そこが、もの足
異界と日本人―絵物語の想像力
異界と日本人―絵物語の想像力
妖怪研究で有名な、小松和彦さんの著書です。
「異界」をキーワードに、日本に伝わる絵物語を、読み解いています。
小松さんの著書の中でも、たいへんわかりやすいほうだと思います。絵物語を題材にしているためでしょう。難しいことを考えずとも、絵を見れば、わかりますからね。
文章も読みやすいです。絵物語に惹かれて進むうちに、さらっと読めてしまいます。
「異
異界談義 (知恵の森文庫 t つ 2-1)
異界談義 (知恵の森文庫 t つ 2-1)
異界、つまり、この世とは違う世界について、さまざまな切り口からとらえた本です。
死後の世界、妖怪、イタコ、風水、都市伝説などに興味がある方に、お勧めします。
本書は、二〇〇一年に、国立歴史民俗博物館で開催された「異界万華鏡―あの世・妖怪・占い―」という展覧会に付随して作られました。
この展覧会に際して、「異界万華鏡を語る」というフォーラ
とうほく妖怪図鑑(んだんだブックス)
とうほく妖怪図鑑(んだんだブックス)
題名のとおり、東北地方の妖怪を集めて、解説した本です。
日本の中でも、東北地方は、伝承の宝庫といわれます。
そのわりに、東北地方に伝承される妖怪を集めた本は、ほとんどありませんでした。本書は、貴重な例外です。
イラストや写真が多いのが、良いですね。何よりも、読みやすいです。
挙げられているすべての妖怪について、伝承地の写真が付いています
描かれた黄泉の世界・王塚古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
描かれた黄泉の世界・王塚古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
九州の福岡県にある、王塚【おうづか】古墳について、取り上げた本です。
おそらく、一般の人が読める本としては、最も詳しく、王塚古墳について書いたものだと思います。
なお、王塚古墳と呼ばれる古墳は、福岡県のもの以外にも、日本全国にいくつかあります。
他の王塚古墳と混同されないよう、御注意下さい。
以下に王塚古墳といえば、福