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スキつけた後も、結局何回も読み直してるnoteを集めました。無断で入れてますので、差し支えある場合は教えてください。
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#note

堕ちた先で、這い上がれないことだってある。

堕ちた先で、這い上がれないことだってある。

「あー、やっと同じところまで堕ちてきてくれたのに。」

それが、ナギちゃんの本心だと分かったから、ただ黙って耳を傾けることしかできなかった。

「コロナ禍になって、正直ホッとしたんです。
こんなこと言っちゃいけないかもしれないけど。

私ね、障がいを持ってから、ずっと世界から置いてきぼりにされたような気がしていたの。

下半身の感覚は全くないから、ずっと車椅子で過ごす。気軽に外に出られない。
排泄

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「花束みたいな恋をした」と「ドライフラワー」における、花と恋と20代。

「花束みたいな恋をした」と「ドライフラワー」における、花と恋と20代。

映画「花束みたいな恋をした」を観た。

タイトルが"花束"なので、花束そのものがこの物語のキーとなるのかと思いきや、相手に花束どうぞするシーンなど全く出てこなかった。もちろん、卒業式にサプライズで花束を渡す所をTikTokに載せるシーンもなければ、真っ赤なバラの花束100本でプロポーズするシーンもない。

だからこの映画は、観た人に、この恋がどう「花束みたい」なのかを考えさせる作品なのだと勝手に受

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僕の妻がくれた4キログラム。

僕の妻がくれた4キログラム。



妻はマシンガンだ。

語弊がありまくりな表現だけど、訂正する気はない。もしこのnoteを見られて、妻に怒られたら、すぐ訂正するし詫びる。そりゃあもう鬼の速さで謝罪する。

「謝罪の呼吸、壱ノ型!」

って感じですべての呼吸を、カラダ中の細胞を、全集中させて謝罪する。ちなみに、鬼の速さとは言ったけど、妻のことを鬼とは言っていない。

僕が言っているのは、妻がマシンガンってことだ。



妻の

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