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ループっぽいがループじゃない日常
ループものの映画を立て続けに観た。記憶はそのままに、ある時点に戻されて同じ数分だか数日だかを繰り返す、という発想のやつ。
タイトルは「リバー、流れないでよ」と、「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」。おもしろかった。映画についての感想やらはPodcastで近日中に話そうと思う。ここでは、メモ程度にふと思ったことを。
大人になってからは毎日が同じようになりがちなので
人の話の、おもしろい・つまらない
1年半近くラジオ配信みたいなことをやっていて、自然と自分や他人のトークについて関心を持つようになった。言っている内容とか、なぜそれを話すのかとか。とりわけ、「おもしろい」または「おもしろくない」理由について、しょっちゅう考えるようになった。
ひとつ分かったことは、人には、話しているようで話していないケースがあるということ。
なんのこっちゃ?文字通りである。よく喋るんだけど、いまいち違和感を感じ
【インドネシアへ行って①(この話が続くかどうか不明ですが)】
先日、とある国際交流プログラムに参加し、10日間ほどインドネシアに滞在した。食や街の様子、猫の多さなど、カルチャーショックを受けたことは少なからずあったんだけど、それ以上にショックを受け、旅の途中からずっとモヤモヤしていることがある。
インドネシアの人々の親切さと明るさは、一体どこから来るのだろう、ということ。
現地で出迎えてくれたインドネシア人のスタッフ、訪問した全寮制の学校の学生さんや先生
"I'm proud of you."オブセッション(後編)そして"What's wrong with that?"
"I'm proud of you.(あなたを誇りに思う)"っていうの、なんか気持ち悪いな。そんな話を前回書いた。とくに何か特別なことを達成した場合。そのときに他者が簡単に「誇り」なんて言葉を出してくるなよ、と。
「天使にラブ・ソングを2」で主役の女の子が上手に歌い上げた後で、親が登場して「あんたは誇り」って言う構図。子供は例えば親に誇りに思われたいし、親はそんなふうに子供を誇りに思いたい・・・
長く燃焼する、鈍く輝く
先週末、コモンビート(※)のミュージカルの公演が名古屋であったとのこと。満席、大成功、ドッカンドッカン感動の波動をつくったと聞いている。鑑賞に行った妻からは、「お客さんが涙を流してたよ」と。すばらしい。そして、ちょっとうらやましい。
(※)コモンビート : 社会人を対象に「100人100日ミュージカルプログラム」を提供しているNPO。組織と同じ名前の演目を20年近く全国各地で上演している。htt
"I'm proud of you."オブセッション(前編)
"be proud of ~"で、「誰々を誇りに思う」。中学だか高校で覚える英語の表現だ。このような言い方を習得したところで、使う場面なんかあるの?と疑問に思う。「誰々が誇らしい」、なんて思ったり言ったりしますか?僕はあまりない。
「夜から映画ラジオ」の何回か前のエピソードで話した「天使にラブ・ソングを2」に、このセリフが登場する。この映画、ローリン・ヒル演じる女子高生のリタが、母親に反対されな
ジュラシック・パークから30年
先日、Podcastの収録で「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」をお題に喋った。2022年に公開された、「ジュラシック」シリーズの最新作だ。僕にとっては恐竜祭り以上でなかった本作の話はそこそこに、話題は第1作の話になった。
今回の「夜ラジ」のフレンドは、80年代後半生まれのめぐと、2000年生まれのMatt。PCのカメラの前に「ジュラシック・パーク」のパンフレットを出すと、ふたりから「おお
好きなことをやっている自分グッジョブ
Podcast配信を始めて1年と3ヶ月が経つんだけど、振り返ればドキドキの連続だった。自分の声を聴いたとき(オエッ)、番組を開設したとき、マイクを買ったとき、収録したものを初めて配信設定したとき、ひとり収録をやったとき(思い出すと今でも心拍が上がる)、「聴いてくださいね」とInstagramやらでPRを始めたとき。
そして今回、「いいのかな、いや、これをやりたかったんだ」なんて自分をプチ奮い立た
親しんだ映画音楽「バックドラフト」
僕は中学生のころ(90年代中盤)から映画が好きなんだけど、映画音楽にも親しんできた。お小遣いは概ね映画鑑賞と映画サントラにつぎ込んできた。わりと早く手に入れて今でもずっと聴いているのが「バックドラフト(1991年アメリカ)」のサントラ。
これ、いつ買ったんだろう?高校生のころにはもう持っていたと思う。音楽だけでなく「バックドラフト」の映画そのものも、もちろん大好きだ。不器用な消防士兄弟が、放火事