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舞台マガジン 記事まとめ

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「演劇」「ミュージカル・オペラ」「ダンス・バレエ」「落語・講談」「歌舞伎」「伝統芸能」の記事をまとめています。舞台メディアはこちら▼ https://note.com/topic…
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2024年10月の記事一覧

週刊 なるほど!ニッポン 立川晴の輔 #340「和歌山県紀の川市の神社に登場したユニークなおみくじに迫る!」の巻 編集後記

東京 有楽町 ニッポン放送をキーステーションに全国へお届けするラジオ番組『週刊 なるほど!ニッポン』。 編集長の落語家、立川晴の輔でございます。全国津々浦々、ニッポンには、市町村が1,700以上もあります。その町ならではの魅力を、私、立川晴の輔の目線で独自に調査!それを10分にギュッと凝縮してあなたへご報告します。 このnoteでは編集後記とオンエアでは使われなかったお話・画像をお届けします。 写真満載の本編はコチラから読めます。 編集後記 今日は「和歌山県紀の川市の神

オペラ・ニュース:Opera Awards 24 発表

ロンドンを本拠とするインターナショナルな『Opera Awards』の今年の発表・授賞式が10月2日、ミュンヘンのプリンツレゲンテンテアターで行われました。 プリンツレゲンテンテアター。 プリンツレゲンテンテアターの内部。 雑誌『Opera』の表紙。ロンドンなのでもちろん英語です。値段もポンド。 授賞式はずっとロンドンで行われていましたが、22年から外国に出て(スペイン・マドリード、23年はポーランド・ワルシャワ)、今年はミュンヘンでした。 場所はバイエルン州立オペラ

『英一蝶展(サントリー美術館)』〜島流しの太鼓持ち画家が見た江戸。筆の冴える現代のイラストのようなフレッシュ日本画

【内容】 吉原で遊び、俳諧を楽しみ、型破りな生き方をした江戸時代の画家、英一蝶。40代で島流しを経験するなど、波乱万丈な生涯を送った彼ですが、庶民の生活を生き生きと描き出し、人気を博しました。そんな一蝶の作品が一堂に会する展覧会。 【感想】 導入として、まず、この展示から遡ること数ヶ月前の話になるのですが… 先日、江戸の吉原をテーマとした『大吉原展』を訪れました。そこでは、英一蝶の作品がひときわ目を引きました。その展覧会の解説では、英一蝶は吉原で太鼓持ちをしながら、セミプロ

【マシュマロ】私は嬉しい。「綾野つづみ」の由来を書いていい時機が来たから……

 マシュマロに質問とご感想を頂きました。 私は嬉しい。「綾野つづみ」の由来を書いていい時機が来たから…… と言うのは冗談ですが笑 夢野久作は好きで、『あやかしの鼓』も好きです! ただ、ペンネームの由来はそれではなく、能の演目にある『綾鼓(あやのつづみ)』からとりました。 とはいえ、恐らく夢野久作は『あやかしの鼓』を考える上で能を参考にしているはずで、『綾鼓』と「怪士(あやかし)」と呼ばれる面がタイトルの元ネタになっていると思います。 ちなみに『綾鼓』のストーリーは、

トンカツ殺人事件

「事件現場に刑事が駆けつけると、玄関にトンカツが置いてあった」 凶器はトンカツある日、弁当屋の店先で「激安コッロケ」のPOPを見かけた。 「コロッケ」と脳内補正して意味は取れるが、コロッケのほうがカラッとしておいしそうだ。 SNSでそのことをつぶやくと、「天然うぎな」という看板を見たという書き込みがあった。 開放感のある「な」が濁音の「ぎ」と入れ替わると、活きが悪そうになる。高級感も薄まる気がする。   「うぎな」に呼ばれて、さらなる反応があった。「うさぎ」という名の

【旅行記】ニューヨーク 観光編

実は7月に結婚記念日旅行でニューヨークに行った。ちょうど夫が観たいミュージカルが開催されていたからだ。 住まいのあるペンシルベニア州の最寄駅からニューヨークまでアムトラック鉄道で移動ができる。どの交通機関よりも便利で、且つ安く行けることから列車利用が一般的らしい。 ニューヨークのペンステーション駅まで所要時間は約2時間50分。切符代は曜日と時間帯によって片道$40〜$80程度からあり手頃だ。なんと恵まれた環境か。 宿泊先はホリディイン・ニューヨークシティ・タイムズスクエ

【念願🧞‍♂️】劇団四季『アラジン』感想

劇団四季「アラジン」を観に行ってきました〜✨ ついに...ついに.…..! 岩城さんジーニーを拝むことができました😭😭😭 あああああああああああとっても素敵でした、楽しかった...…… 面白くて楽しくてニコニコで、身のこなしも軽くて、 側転したり足上げしたりしてて、 ファントムとは180°違う、岩城さんのジーニーが見れてほんとーーーーっに嬉しかったです、、、、ずっと待ってた😭 ファントムからお帰りの登板1周目(8/26〜)がちょうど台風がきている時で😢、行けないかな〜と思

おっさんをジェントルマンにしてくれる場所 ホテル! シドニー編

なぜホテルについて書くのか?。 僕にとってホテルは、自分を試される場所だからだ。 オーストラリア旅  ホテル! シドニー編。 サムネイル画像は、シドニー港を出航する豪華客船ヴァージン・ヴォヤージュ。 これもホテルといえばホテルだ。 いきなりやらかした。 シドニー編 (1)行くことが困難なホテル 立地で選んだシャングリラホテル。 「高いところからオペラハウスを眺めたい!」 というシドニー滞在の目的を果たすべく、入念に下調べをしていた。 オペラハウスを目視できる場所と

プッチーニの小さなワルツ:Piccolo Valzer

といわれていることを聞いたことはありませんか? 偉大なオペラ作曲家とは次の三人。 18世紀のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791) 19世紀のジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901) 20世紀のジャコモ・プッチーニ  (1858-1924) 例えば、「魔笛」や「ラ・トラヴィアータ」や「蝶々夫人」は、世界中のどこかで今日も(週末ならば)必ず上演されているのです。 20世紀の音楽評論家の黒田恭一 (1938-2009) は、1950年代

萬客萬来落語会

9月の最終日。 めぐろパーシモンホールにて、三遊亭萬橘後援会が主催する独演会があった。 後援会が主催する落語会は二回目である。 第一回は同じホールで開かれたが、何と言うか…… もっと小さなホールの方が満員に見えてよかったのに…… といった残念な客入りだった。 なのに昇太師匠がゲストに来るなり満員である。 後援会員としては何がなし不服であった。 会場の客席前半分は、たぶん後援会員の事前予約で埋まっていたのだろう。 後ろ半分の客席が笑点司会者、芸協会長お目当ての人々

ヴィヴィアン佐藤さんとロマ金考察、そして上映継続!

新上映館決定! お疲れ様です。テアトル梅田の公開まで限界に挑みながら日々一筆を自分に課していたこのnote。一旦無事テアトル梅田も上映が終了したということで、久々に好きな映画を観たり次の上映に向けて充電しておりました。 次回は京阪神での公開が決定しました!出町座、元町映画館、シネ・ヌーヴォです! 京都!出町座は昨年末の先行上映の際、満席でお帰りになったお客様がいらっしゃったことから、念願の再上映となります! そして神戸!チャップリンが来日した神戸港。そのシンボルであるポート

びーる

おつかれさまです。市童です。 先日、古今亭伝輔兄さんの真打昇進披露目に行ってきました。鈴本演芸場です。 伝輔兄さんは、北海道から出てきた何にも知らない19歳田舎小僧にたくさん色んなことを教えてくれた優しいお方です。この人なくしては、今のワイもいないでしょう。 高座裏で飲むビール。披露目ならではです。 披露口上が終わり、師匠方の黒紋付袴羽織を畳んで風呂敷に包むのをお手伝いした後、いただきます。 写真右に見える戸の裏が後幕、そして高座です。 兄さんらしい披露目。兄さんらし

歌舞伎観に行きました

こんにちは。 歌舞伎を見に初めて行きました。 歌舞伎はあまり興味ないんだけど、行ってみようかなって思って。 中村勘三郎ださん好きだったので生きているうちに行きたかったです。 チケットは町田の市民センターの買いました。 舞台が狭かったので次は歌舞伎座に行ってみたいですが 高いイメージがあるので安く行けたら行きたいです。 わたしは能楽が好きなので年に一回ぐらい行けたらいいかな。 能楽も意外にチケット高いもんね。 子供の頃からフジテレビで中村屋?の特集はしていてよく見ていました

けしからん推し活

推しの全てを褒め称え大きく育てるのが正しい推し活であろう。 けれども。 何かと小うるさい私は、推しによっては対応を変える。 けしからん。 そもそも推しが何人もいることがまずけしからん。 さーせん。 絶対的推しの他に、将来有望と思える若手の推しもいたりする。 昨夜はその若手推しの独演会に行って来た。 この際あえて名は伏せる。 落語は素晴らしいのだよ。 まだ二つ目だけれど真打になれば、独自の道を切り開いていくに違いないと期待している。 落語については問題ないのだが。 前