のん子@ロンドン在住

ロンドンでの子連れのお出かけや旅の記録を綴ってます。

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最近の記事

【リスボンの旅】3日目:リスボン街歩きとグルベンキアン美術館で過ごす贅沢な昼下がり

【3日目:11月2日(土)】 今日は終日リスボン観光。行きたいところがありすぎて最後までプランを決められず、あとはその時の気分で決めよう!ということで、スタートとゴール(夕食のレストラン)だけ決めて8時過ぎに宿を出発した。 最初に向かったのは28番のトラムの東側の始発駅であるマルティン・モニス駅。28番のトラムは長蛇の列だとか車内は芋洗い状態だとかそんな噂ばかり聞いていたので、息子がいなければ乗ろうとは思わなかったと思うが、大の電車好きの息子に一番人気のトラムに乗せてやりた

    • 【子連れロンドン】COTEN RADIOを聞いてV&A博物館の「ムガール展」に行ってきた

      ポッドキャスト番組「COTEN RADIO」でムガール帝国を特集している。全12話に及ぶインドの歴史(ムガール帝国の話がメインだけど、有史以前から現代に至るまでのインド通史や中央アジアの歴史、インドの宗教や哲学、カースト制、インドの現状まで網羅する、いつもどおり壮大なプログラムだった!)を聞いて、改めて自分はこの地域について全くと言っていいほど知らないことに気づかされた。 ムガール帝国の初代皇帝バーブルから6代目アウラングゼーブまで、誰ひとり聞いたことがなかったし、ムガール

      • 【リスボンの旅】2日目:シントラの宮殿巡りと2万歩ハイキング

        【2日目:11月1日(金)】 リスボンの街の歴史において一番の重大イベントは、1755年に起きたリスボン大地震だろう。多数の犠牲者と甚大な被害を出したリスボン大地震が発生したのは、269年前の今日、11月1日だ。11月1日は万聖節(諸聖人の日)といって、カソリック教会にとって大事な祝日だ。地震のあった日は、ミサに来ていて罹災した人が多かったという。 11月1日が祝日であることも、リスボン大地震が起きた日であったことも、この旅を計画した時点では知らなかった。休日は電車もバスも

        • 【リスボンの旅】1日目:ポルトガルの栄光の跡を残すベレン地区へ

          【1日目:10月31日(木)】 朝5時にロンドンの自宅を出発し、車でヒースロー空港へ。出発が少し遅れて11時頃にリスボン国際空港に到着した。 今回の旅の宿は、バイシャ地区のフィゲイラ広場近くのAirbnbだが、宿に向かう前にまずは阿夫利で腹ごしらえをすることにした。そう、リスボンには日本の人気ラーメン店「阿夫利」があるのである!友人からリスボンに阿夫利があると聞いてからというもの、阿夫利のラーメンが食べたくて仕方なかったわたしたちは、リスボンに着いて真っ先に阿夫利に直行する

          ハーフタームに3泊4日でリスボンに行ってきた(概要)

          ハーフタームのお休みに3泊4日でポルトガルのリスボンに行ってきた。ポルトガルを訪れるのははじめてだったけれど、リスボンは総じてめちゃくちゃよかった!記憶が新鮮なうちにいろいろ書き留めておこうと思う。 まず、概要は以下のとおり。 1日目:昼リスボンに到着、ベレン地区観光 2日目:終日シントラ観光(ペーナ宮殿、ムーアの城壁、レガレイラ宮殿) 3日目:終日リスボン観光(トラム28番、コメルシオ広場、グルベンキアン美術館、展望台など) 4日目:リスボン水族館、午後の便でロンドンへ

          ハーフタームに3泊4日でリスボンに行ってきた(概要)

          【子連れロンドン】鹿に会いに秋晴れのリッチモンド・パークへ

          ロンドンに来てから秋という季節が好きじゃなくなってしまった。というのも、渡英した2年前は、残暑厳しい日本からやって来てその寒さに面食らい(その年は例年以上に寒かったらしい)、去年は10月に風邪をひいて1か月近く体調がすぐれなかったので、ロンドンの秋にあまり良い思い出がなかったのだ。寒くて、暗くて、どんよりした印象で、ここから長い冬が始まると思うとさらに気が滅入る。 今年も基本的には寒くて薄暗いロンドンなのだが、たまに暖かい日や天気の良い日もあり、そんな日には「秋っていい季節

          【子連れロンドン】鹿に会いに秋晴れのリッチモンド・パークへ

          【子連れロンドン】自然史博物館の写真展に今年も行ってきた

          木々の葉っぱが赤や黄色に色づき始めたロンドン。この週末は紅葉を見に行く予定にしていたが、あいにくの雨だったので急遽予定を変更してサウスケンジントンにある自然史博物館に行ってきた。そして、去年はじめて行ってすごくよかったWildlife Photographer of the Year exhibition を見てきた。今年も期待を裏切らない素晴らしい写真ばかりだった。 前日の夜に思い立ったため、すでに午前中のチケットは完売。写真展は午後の回のチケットを購入し、午前中は常設展

          【子連れロンドン】自然史博物館の写真展に今年も行ってきた

          【子連れロンドン】ホッブルダウン・ヒースと絶好の飛行機ビュースポット

          ロンドン近郊には、子どもの遊び場が併設されたファームがたくさんある。今回は中でもお気に入りのHobbledown Heath(ホッブルダウン・ヒース)を紹介しようと思う。 ホッブルダウン・ヒースはロンドン近郊に2箇所(ロンドンのハウンズローとサリー州エプソム)あるが、わたしたちが行ったのは前者のほう。夏休みの終わりごろに下の子たちを連れて訪れた。ここで飼育されているのは、ウサギ、リクガメ、ミーアキャット、キツネザル、プレーリードッグなどの主に小型の動物とウシ、ヤギ、ウマなど

          【子連れロンドン】ホッブルダウン・ヒースと絶好の飛行機ビュースポット

          【子連れロンドン】ウィップスネード動物園でサイの赤ちゃんに対面!

          ロンドン動物園の運営母体であるZSLことZoological Society of London(ロンドン動物学協会)は、ロンドン動物園の他にWhipsnade Zoo(ウィップスネード動物園)も運営している。ロンドン中心部から車で1時間ほど北上したベッドフォードシャーにあるウィップスネード動物園は、ロンドン中心部にあるロンドン動物園よりも広大な敷地を有しており、あまりにも広いのでサファリパークではないのだが敷地内に車で入ることができる。(園外の駐車場は無料だが、車で入場する

          【子連れロンドン】ウィップスネード動物園でサイの赤ちゃんに対面!

          【子連れロンドン】テムズ川にスペインのガレオン船がやってきた!

          大航海時代のスペイン繁栄の立役者となったガレオン船のレプリカ「アンダルシア号」がロンドンにやってきたというので、週末に子どもを連れて見に行ってきた。 停泊場所はロンドン塔からほど近いセント・キャサリン・ドック。豪華なヨットや王家のボートが停泊していて優雅なヨットハーバーのような雰囲気の場所だが、元々は産業革命期に造られた商業船用のドックだったそうだ。テムズ川で大渋滞している荷下ろし待ちの船を安全に停泊させる場所が必要となって造られたのだとか。(高級品を大量に積んでいたのでよ

          【子連れロンドン】テムズ川にスペインのガレオン船がやってきた!

          【イギリス国内旅行】グレートウエスタン鉄道博物館&ロングリート・サファリパーク1泊2日②

          イギリス国内旅行2日目。今日はロングリート・サファリパークに行く。 こちらのサファリパークは、アフリカ以外では世界で初めて誕生したドライブスルー式のサファリパークだそうだ。元々は広大な土地と大邸宅を所有する貴族の所有地だったが、高額な相続税に悩まされ税金対策でサファリパークを開園したのがはじまりだとか。邸宅であるロングリート・ハウスも一部が公開されていて、チケット購入時に邸宅ツアーのオプション(時間指定あり)を付けることもできる。 スウィンドンのホテルに泊まったわたしたちは

          【イギリス国内旅行】グレートウエスタン鉄道博物館&ロングリート・サファリパーク1泊2日②

          【イギリス国内旅行】グレートウエスタン鉄道博物館&ロングリート・サファリパーク1泊2日①

          長かった夏休みがようやく終わった。新学期早々、長女の学校で2泊3日の修学旅行があるという。新入生が多く入るこの時期に生徒同士の絆を深めよう、という目的の旅行らしい。旅行というより合宿といった感じ。いきなり「来週末合宿に行きます。強制参加です。」と案内が来るのはこちらでは普通なのだろうか。 5人家族がホテルに泊まろうと思うと二部屋必要になるが、子ども2人(4歳・6歳)を含む4人ならば一部屋で泊まれる部屋もあって安上がりだ。長女には申し訳ないが、これを好機に長女を除く4人で週末旅

          【イギリス国内旅行】グレートウエスタン鉄道博物館&ロングリート・サファリパーク1泊2日①

          【イタリア・スイスの旅】14日目:幸せな動物たちに会いにチューリッヒ動物園へ

          【14日目 8月10日(土)】 9:00  チューリッヒ動物園 14:00 動物園を出てチューリッヒ空港へ 17:15 チューリッヒ発・ロンドンへ   長かった旅行もついに最終日。今日はチューリッヒ動物園に行く。当初、動物園は予定になかったのだが、最近チューリッヒを旅行したという友人から勧められ、ぜひ行ってみたい!と旅程に組み込んだ。 チューリッヒ動物園は、「世界一動物が幸せな動物園」とも言われていて、動物たちがのびのびと暮らせるよう広大な敷地で自然に近い状態で飼育されている

          【イタリア・スイスの旅】14日目:幸せな動物たちに会いにチューリッヒ動物園へ

          【イタリア・スイスの旅】13日目:ピラトゥス山でロングスライダーに挑戦

          【13日目 8月9日(木)】 9:00  ルツェルン発・電車でアルプナハシュタットへ 10:30 登山鉄道でピラトゥス山頂へ 11:00 ピラトゥス山頂 12:00 フレクミュンテック 13:30 クリーンス 15:30 ルツェルン発・チューリッヒへ 16:30 チューリッヒ着 17:00 チューリッヒ散策 17:30 フラウミュンスター(聖母教会) 19:00 ディナー@Ristorante Bianchi   当初は朝のうちにチューリッヒに移動する予定だったが、前日に雨の

          【イタリア・スイスの旅】13日目:ピラトゥス山でロングスライダーに挑戦

          【イタリア・スイスの旅】12日目:交通大国スイスの交通博物館へ

          予報どおりの雨。山には登れそうにない。前日に決めたとおり、スイス交通博物館で1日過ごすことにしよう。交通博物館は、乗り物好きの息子がこの旅行で一番楽しみにしている場所だ。半日滞在のつもりが終日滞在になったのだから、息子にとっては恵みの雨だ。 交通博物館まではバスを乗り継いで行った。バスにはエアビーでもらった宿泊者向けのパスで2日間乗車可能だそうだ。しっかりパスを準備して乗り込んだが、特に見せる必要もなかった。 交通博物館のチケットは、博物館のみ入館可能なミュージアムチケット

          【イタリア・スイスの旅】12日目:交通大国スイスの交通博物館へ

          【イタリア・スイスの旅】11日目:中世の面影を残す古都ルツェルンを散策

          【11日目 8月7日(火)】 9:30  グリンデルワルト発・ルツェルンへ 11:55 ルツェルン着 12:30 ランチ 15:00 シティトレイン 16:00 市街観光 19:00 ディナー   次の目的地はルツェルン。途中インターラーケンで乗り換えて約2時間半かけて移動する。この日と翌日の天気予報は大雨。予定を変更した方がよさそうだ。当初はこの日の午後に交通博物館に行き、翌日にピラトゥス山に登る予定だったが、雨天では山には登れない。交通博物館は翌日に行き、ピラトゥス山は翌

          【イタリア・スイスの旅】11日目:中世の面影を残す古都ルツェルンを散策