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政治系

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#男女平等

マガジン限定記事「なぜ女性が炎上する時代になったのか?」

マガジン限定記事「なぜ女性が炎上する時代になったのか?」

 ——つい先日の記事で私はこのように書いたが、このときはまだ半信半疑だった人も少なくなかったかもしれない。

 だが、そろそろ確信に変わったのではないだろうか?

マガジン限定記事「しまむら炎上が示す時代の変化」

マガジン限定記事「しまむら炎上が示す時代の変化」

 しまむらのベビー服ブランド「バースデイ」がアーティストの加賀美健氏とコラボした商品の一部が「男性(父親)差別的である」としてペケッターランドで大炎上し、しまむらが一部商品の販売を休止した。

マガジン限定記事「責任が罰になる?」

マガジン限定記事「責任が罰になる?」

 少し前のことになるが、日本テレビの水卜アナウンサーが、同局の系列局で発生した職員の募金着服問題について謝罪したことについて、ペケッターランドに常駐する繊細な情緒を持つ女性陣から「女だから尻ぬぐいをさせられた!」「女だから責任を押し付けられた!」と、いわゆる「女性差別」の文脈で怒りの声が爆発的に上がっていた。

 そしてそのバズのうねりに対して、私が外野からなにげなくつけたコメントが思いのほか大き

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白饅頭日誌:7月14日「モノ言う女だから叩かれる?!」

白饅頭日誌:7月14日「モノ言う女だから叩かれる?!」

 だれが最初に言い出したのかはわかりませんが、長らく愛されてきた物語があります。

 「モノ言う女だから叩かれる」という物語のことです。
 

「男女平等パンチ」の観測。

「男女平等パンチ」の観測。

ケース1:

ケース2:

ケース3:

「男女平等パンチ」の是非を問う気はない。
 基本、ヒトの社会において私的な暴力は忌むべきものなので、暴力の行使者が男であれ女であれ、行使した者は罪に問われるべきだと僕は思う。

 それとは別に、ではどういう暴力が「男女平等パンチ」と捉えられているのか、という分析は必要だろう。
 そも、この言葉は「男女平等」という政治的ただしさを表す語に、「パンチ」という忌

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男と女はもっと争え。

男と女はもっと争え。

 基本、男と女は争ってはならないのだろう、とふと思う。
 男女平等という"信仰"がもたらした様々な功罪のうちの、きっとこれが最悪の罪に該当する。

 自然界に視線を移せば、同種間のオスとメスが何かで争う生き物(それが常態だという生き物)が果たして存在するかといえば、まあまずいない。遺伝子戦略に従い、オスとメスそれぞれが役割を果たし協力関係を結ぶ。争うのはあくまで同性同士だ。
 かつてはオスとメスが

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マガジン限定記事「優秀な女性ほど出世を嫌がるもうひとつの理由」

マガジン限定記事「優秀な女性ほど出世を嫌がるもうひとつの理由」

 ——を示唆するような、とても興味深い証言が届きました。

 これまでマガジンでは、「女性を優先的に(本人の能力に不相応なポジションに)出世させる施策のせいで現場が大混乱になったり、男性若手社員からの不満が爆発している」といった報告をしばしば紹介していますが、今回届いたのは「わざわざ女性優先などしなくても十分に職責を果たせるくらい優秀な女性を出世させようとしたところ、本人は嫌がって辞退してしまった

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マガジン限定記事「MP(ミソジニーパワー)を溜める女たち」

マガジン限定記事「MP(ミソジニーパワー)を溜める女たち」

 少し前になるが、たいへん興味深いお便りが届いた。

 そこには「自分は女なのに『MP(ミソジニーパワー)』の高まりを抑えられない」と訴える、若い女性からのメッセージが綴られていたのである。

白饅頭日誌:10月9日「フェミおばさんのねっとりした性欲について」

白饅頭日誌:10月9日「フェミおばさんのねっとりした性欲について」

 10月に入って間もなくのことだ。

 読者からマシュマロやメールに「大変です白饅頭さん!! この記事を読んでください!!!」などと、緊急を思わせるメッセージが異口同音に殺到していた。

 そういうときに紹介されているのはたいていロクでもない内容であると長年の経験ではっきり学習していていい加減に懲りているので、今度こそスルーして平穏無事な日々を送ろうと心に決めていた。

 

 ……決めていたのだ

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白饅頭日誌:10月12日「マインドスポーツの男女格差の原因とその解決策」

白饅頭日誌:10月12日「マインドスポーツの男女格差の原因とその解決策」

 チェスや将棋といったボードゲーム、もう少し定義を広く取ればフィジカルに依存しない競技であるマインドスポーツ全般でも、「男性優位」がしばしば現れてしまうことが明らかとなって、定期的に議論の的になっている。

 これはいったいなぜなのだろうか?

白饅頭日誌:11月4日「産後の恨みは一生の後悔」

白饅頭日誌:11月4日「産後の恨みは一生の後悔」

 先月の終わりごろ、私の穏やかなペケッターランドに、不穏なトレンドが表示されていることに気がついた。

 「やめておけ」と私の直感が告げていたのだが、またも私は自分の直感に従うことができず、そのトレンドの文字列をタップしてしまったのである。

 ……愚かな決断をしてしまったことを、いまでは後悔している。