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【 #読書の秋2022 #リセットの習慣 】 自律神経を整えることに全集中!

今年ほど「自律神経」について考えた年はなかった。

というのも、春先に歯科治療のストレスが引き金になり「パニック発作」が起きるという経験をしたのだ。初めての恐怖体験だった。
(厳密にいえば、出産時に分娩台で一瞬感じた以来)

それから、すっかり繊細になってしまった自律神経のご機嫌を伺う日々である。今の自分にとって一番の悩みであり課題とも言える。

幸いなことに虫歯の完治と共にパニック症状は治まった。
思い返しても、あれはなんだったのだろう?という茫然とした気分。

そんな時に「読書の秋2022」で本書が紹介されていて購入に至った。

正直、内容の概要を見る限り、既に知ってたり実践してる事柄と重なっていて購入するかは迷った。
しかしここで一度改めて専門家の意見を読むことで、「復習」と「答え合わせ」をしたいと思い読み始めたのである。


【小林先生への感謝】

案の定、「あ~知ってる知ってる」という内容がいくつかあった。

が、著者の「順天堂大学医学部教授・小林弘幸氏」(以下、親しみを込めて”小林先生”と呼ぶ)の読み易い文章からは、”自律神経の乱れが原因で悩む人々をなんとかしたい”という熱意と優しさが伝わって来た。

まるで自分も暖かく励まして貰っているような感覚。
心に沁みる…。独りで悩んでいては駄目だ。

そう思うと気持ちが軽くなる。
・・・あ、これって「自律神経が整ってる状態」では?!


【具体的に興味深かった箇所を挙げる】

自分は「片づけ」に普段から特に興味関心がある。
小林先生の”モノ”に対する姿勢は「素晴らしい」の一言だった。

そう、「いつかはすべて捨てるもの」なのだ。
分かってはいてもなかなかここまで思い切れない。

物への執着を「リセット」出来る日は来るのだろうか?
いやいや、そんな「先延ばしマインド」では脳内でイメージする小林先生にお叱りを受けてしまう(先生はたぶん優しいから怒ったりしない)。

今すぐ・即「リセット」!まずは行動あるのみ。

影響を受けやすい自分は早速、溜まっていた郵便物を仕分けして整理した。


そしてもうひとつの関心ごとである「終活」。
それは終わり(死)へ向かって準備する行為(気持ちも)だと思っていた。

自分の人生の残りの年数ばかり気になって、すっかり身体も心も老け込んでいる今日この頃。死と向き合わねばならない重苦しいプレッシャー。

しかし、先生は以下の様におっしゃる。

人生は常に「今」がスタートです。
本当の意味でのリセットとは「常にスタートを切ること」でもあります。
(中略)
決して、終わりに向かって生きているのではありません。

本文より

「終活」=「究極のリセット術」!老け込んでる場合ではなかったのだ。

それ以外にも、フットワークの軽さの大切さは、フットワーク激重ひきこもり体質の自分には耳が痛い。

野球のエピソードを交えた「迷わない」ことの大切さ。なんという説得力。

先生の「友だちがいない」発言から、「上手に孤独になる」発想に共感。

「自分との向き合い方を意識する」、「期待しないと決める」、「軸を持つこと」についてなど、日ごろ自分がボンヤリと考えている内容を補ってくれるヒントが最後までギッシリ詰まっていた。

改めて背筋を伸ばしたい気持ちになる。
そして肺に入ってくる酸素の量を増やそう。


【「アフターコロナの今だからこそ」という内容】

そういう点でも非常にタイムリーな読書体験であった。

自分と同じように、
◆今現在の世の中の空気感(先生がおっしゃる「少し暗い紺色の風景」)へのモヤモヤを抱えている
◆更年期のホルモンバランスの乱れがある
◆老化による免疫力の低下が怖い(免疫低下=コロナにかかりそう)
◆なんだか理由がわからない身体の不調・意欲の低下
などを感じてる人に読んでほしい。

あと、何かしらの悩みを抱えている人へ
小林先生が感銘を受けた言葉を紹介する。

「闇深ければ、暁近し」


【おわりに】

普段このような自己啓発的なジャンルの本は全く読まないので、「読書の秋2022」のnote企画に良い機会を与えて頂いた。

今回さらに自分にしては珍しく、「電子書籍」版を購入しスマホアプリにて読書した。
目次からワンタッチで読みたい箇所に飛べる機能がとにかく便利!
本書のように何度も読み返したいハウツー本やマニュアル本に最適である。

#読書の秋2022  
#リセットの習慣


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