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中村尚人の仕事術〜肩書きよりも個人という生き方〜

ヨガ・ピラティスインストラクター、理学療法士、温泉利用指導者、株式会社の代表取締役など様々な立場で、色々なことをしている中村尚人の、考え方や仕事の工夫などを日記のように気軽に読め…
外ではあまり話すことのない僕のこだわりや仕事術、まとめ術などをここだけでお伝えしていきます。臨床2…
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#予防運動

【マガジン】自分の芯を持つ

【マガジン】自分の芯を持つ

料理人は料理で人々を笑顔にすることを目標としているでしょう。
料理といっても様々な分野がありますから、中華、フレンチ、イタリアン、日本食、、、その道の中で自分の芯となるものを持って、それを磨きそこで勝負をしていると思います。

僕も健康産業において自分の芯を探してきました。
探すというのは大袈裟ですが、自分の納得のいく生き方、クライアントとの向き合い方を探求してきたわけです。

対症療法で終わりた

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【マガジン】発信し続ける

【マガジン】発信し続ける

先日、久々の新刊である「ヨガだからできる幸福感の高め方」(BABジャパン)が出ました。

大学院でそれどころじゃないという状況でありながら、なんとか出版まで漕ぎ着けました。
大学院をある程度犠牲にしてという部分はありますが、、、。
一気に書ける時は書けるのですが、今回は自分の専門分野ではないいうこともあり、書いては消し書いては消しの繰り返しで結構難渋しました。

それでも編集の方の根気もあり、励ま

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【マガジン】もっとよくするという向上心

【マガジン】もっとよくするという向上心

世の中にあるもので十分に事足りるならそれに越したことはありません。
完璧な制度、完璧なサービス、完璧な経済、、、。
ないですね。

ある時に良かったとしても常に物事は移り変わっていくので、永遠にそのシステムでいいかといえばそうではありません。
時代の変化に対応して制度もシステムも変更する必要があります。

そうすると、常に課題が生じているわけですからその課題をどうやって克服するか常に検討する必要が

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【マガジン】読書感想「運動脳」アンデッシュ・ハンセン著、2022年、サンマーク出版〜運動しながら学習するのが一番効率がいい理由〜

【マガジン】読書感想「運動脳」アンデッシュ・ハンセン著、2022年、サンマーク出版〜運動しながら学習するのが一番効率がいい理由〜

記憶力は運動後の方が高まることは知られています。
覚えられる単語数が、ただの暗記よりも運動すると20%増えるそうです。
また認知症の一番予防になるのもうんだちは脳であることが分かっています。

その理由はとてつもなく単純で明快です。
運動は全身の血流を高めますが、それは脳にも当てはまります。
脳内の血流が高まるので、記憶力が高まるのです。

海馬は記憶力の中枢ですが、運動によって血流が上昇し、かつ

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【マガジン】常識を疑うところからオリジナリティが生まれる

【マガジン】常識を疑うところからオリジナリティが生まれる

今ある常識って、多くは歴史的に誰かによって作られたものです。
婚姻制度や医療制度、交通ルールだって数百年前にはなかったものです。
逆に、インターネットのルールやスマートフォンなどは、ここ最近できたものであり、その時代に合わせて新しい常識ができていきます。

僕が働いている健康産業にも当然、常識というものは存在しています。
理学療法の分野であれば対症療法が常識であり、硬ければほぐす、弱ければ鍛えると

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【マガジン】必要は発明の母〜仕事は必要とされること〜

「必要は発明の母 Necessity is the mother of invention.」という格言がありますね。

必要にせまられるから発明は生まれるという意味です。
これは、発明は、必要を契機として生まれることがあるということでもあります。

「必要とされる」とは「仕事」そのものでもあります。
社会に必要とされるから仕事として成り立つわけです。
必要とされない仕事は成り立ちません。

であ

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【マガジン】自分でピリオドを決める

【マガジン】自分でピリオドを決める

小学校は6年、中学は3年、高校は3年、大学は4年。
子どもの頃は、学校という一定の期間で終了して次へステップアップするというピリオドがありました。

でも大人になって就職すると、そういった学期的なものは、決算くらいで中々ありません。
席替えもありませんし、新しい環境に強制的になることもありません。
行ってみたらずっと中学校みたいな感じです。

もちろん、同じ職場、同じ会社でも、離職者も新入職者もい

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【マガジン】「後世に何かを残す」という意識で行う時間管理

【マガジン】「後世に何かを残す」という意識で行う時間管理

先月また歳をとって、さらにおじさんの歳になってきなたと思っています。まだ50代には入っていませんが、男性の平均寿命が81歳ですから、とうに半分は超えたわけです。

子どもがいるというのもありますが、そろそろ自分という個人の人生も大事ですが、後世という自分よりも若い存在や未来の社会に対する生き方という感覚が出てきています。

それはつまり、「後世に何を残せるか?」ということです。

人の人生は、ある

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【マガジン】著名と言われる人でも分野が違えば無名〜どの分野で活動するか〜

【マガジン】著名と言われる人でも分野が違えば無名〜どの分野で活動するか〜

僕はヨガの業界では「ヨガ解剖学の第一人者」としてお陰様でかなり名前は知られています。たくさん書籍を出していますがヨガ関連が9冊と一番多いです。

多くのイベントにも招聘いただき、安全に効果的なヨガを伝える役割を担わせていただいています。

イベントでクラスを行うとき、多いと800名くらいの方に参加いただきます。コンサートではないですが、遠い存在と思われることも稀にあります。大したことないんですけど

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【マガジン】自分を使って頂くためには〜専門家として仕事をする〜

【マガジン】自分を使って頂くためには〜専門家として仕事をする〜

今ほぼ恒例になっている仕事として、雑誌の連載(ヨガジャーナル、ターザン)、NHKなどのメディア出演があります。

そこで僕に依頼されているのは、健康体操、運動学や解剖学に基づいたヨガやピラティスの指導です。

そこで編集者やライターさんとのインタビューは直球です。今回は、どうして信頼を得て依頼をしていただけるのか。自分を使ってもらうためにどんな努力や心構えがあるのかをお伝えしたいと思います。

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【マガジン】学校の教師への予防運動の講座を行って

【マガジン】学校の教師への予防運動の講座を行って

今回ご縁がありまして、栃木の作新学院の体育の先生を対象として、予防運動の講座をさせていただきました。

2時間という短い時間でしたが、予防運動の視点から、子どもの頃の教育がどれくらい大切かを発達の側面、病理学の側面、介護予防・医療費の側面など多角的にお伝えしました。

できるだけ講座のみで終わりたくないので、モデルさんを参加者の中から出てきてもらって姿勢分析の実践と、全員で歩きや姿勢の見方の簡単な

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