【マガジン】自分の芯を持つ
料理人は料理で人々を笑顔にすることを目標としているでしょう。
料理といっても様々な分野がありますから、中華、フレンチ、イタリアン、日本食、、、その道の中で自分の芯となるものを持って、それを磨きそこで勝負をしていると思います。
僕も健康産業において自分の芯を探してきました。
探すというのは大袈裟ですが、自分の納得のいく生き方、クライアントとの向き合い方を探求してきたわけです。
対症療法で終わりたくない。
これがまずは出発点でした。
本当に治るのは再発しないことだ。
変化ではなく、原因を除去した上での本当の完治を目指したいと。
それが予防運動の始まりです。
しかし、予防運動には課題もたくさんありました。
正しい姿勢、正しい歩き方って一体どこに基準があるのだろう?
障害や疾患の起こるメカニズムは解明されていないのに予防できるのだろうか?
この二つの命題を常に課題として抱えながら臨床をしてきました。
最近はようやくその答えが見つかりつつあります。
異業種の方に予防運動を解説するたびに自問自答してきました。
そこで見つけたのが、比較解剖学であり骨格特性です。
さらに進化学に身体心理学です。
今では、新しいエクササイズの発想の原点はそれらであり、根拠もそれらに基づいています。
この基礎とする概念、コンセプトを手にしたことで、自分の予防運動への道が、砂利の小道から理論的に固められ確固たる道路へとなりつつあります。
今回は、このような試行錯誤の過程を振り返りながら、皆さんにとっても芯を持つことの大切さを感じてもらえたらと思います。
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中村尚人の仕事術〜肩書きよりも個人という生き方〜
ヨガ・ピラティスインストラクター、理学療法士、温泉利用指導者、株式会社の代表取締役など様々な立場で、色々なことをしている中村尚人の、考え方…
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