生涯をかけた当たり前
今回は、先生の「内観は内観すれば内観になるんです」という言葉を大切に内観しました。
今までのどの回よりも、脳も体も疲労して、夜はよく眠れ、朝も早くに起きることができました。
途中で、「今回の集中内観でもパーッと光明が開けることは無いなぁ」と思ってしまい、あまり書かない方が良いと言われていましたが、紙に書いておけば帰ってからの日常内観の助けになると思って、内観を書きつけておきました。
母についての内観は2巡しましたので、2巡目の時は、1巡目の時に書いたものを参考にしようと開きましたら、とても内観ではなくて読めませんでした。
ということで、こんな私でも少しは内観が進んだのかなあと思っています。
4日目から、朝の作業当番が布団の係になりました。
2段ある布団棚の上の段に布団を上げるには踏み台がなければ出来ませんでした。
「ああ、踏み台がある、よかった」と思って足をかけましたが、夜に布団を出す時は、もう踏み台があってもありがたいと思わずに使っていました。
翌朝、踏み台が布団部屋にはなく、腹を立てました。
そのとき自分を心に気がつきました。
親のしてくれることはこの踏み台のようなものでした。
流し台の閉め切れない蛇口の水のように絶えずちょろちょろ流れています。
これに日々感謝していくのは難しいことです。
内観を続けていなければ、一生このままだったかもしれません。
心の中から湧き上がる悔悟の気持ちも、ありがたかったという気持ちもまだまだ足りませんが、今後とも淡々と内観を続けてみたいと思っています。
焦らずボチボチやってゆきます❤️
(東京都 36歳女性 教員)
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