本音を認めて啓(ひら)く心
内観を終えて先ず思うことは、悩んでいることに対しての答えは意外にも自分の中にちゃんと用意されているのだということです。
今までは、他人が何とかしてくれるのではないか?と、心のどこかで誰かが助けてくれるのを待っていたんだと思います。
「自分なりに努力した」「こんなに頑張った」と思っていましたが、その結果を他人に求めていました。
心の中で、人間て本当に冷たい、他人の事なんてどうでもいいから私のことも理解してくれないのだと、そう思っている自分がいました。
内観中も、5日目までは、来るんじゃなかったと実は思っていました。
人様に対して申し訳なかったと感じてはいたものの、何かが違うと思っておりました。
私の心の問題は、ずっと姉への罪悪感から来ていると思っていたのに、実際は違いました。
姉の事は実は建前で、本音はわがままな自分を認めたくなかったのです。
それに気がついたときに、姉がが昔私に言った言葉が私の頭の中に響きました。
その言葉は、「あなたは人の悪口しか言えないのか」という言葉でした。
私は人を許すことが出来ない人間でした。
今でも憎んでいる人がいたほどです。
私はある友人をとても憎んでいました。
許そうとは思っていませんでした。
そこで早速、その友人に対して内観をしていきました。
そして、自分を知り、友人への感謝の気持ちを感じた時に、その言葉をくださった姉の愛情を深く感じることができました。
とてもありがたいです。
(愛媛県 27歳女性 無職)
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