健全な自分との対話
始めからとてもリラックスした状態で内観ができました。
屏風の中も嫌じゃなかったし(家で本読んだりCD聴いたり、ボーっとしているスペースも屏風ぐらいだから)、家に帰りたいとは一度も思いませんでした。
いつも夜ひとりで泣きながら、恨み妬みバージョンで自分の思いと向き合ってきましたから、自分の考えを報告すれば良いという説明に「やったー」「そういうの得意!」という気分でした。
面接をしてくださいますし、内観ですし、ひとりで夜泣いてやるより断然健全な形です。
内観で気づいた事はいくつかあります。
まず、(母より一緒にいる時間の短かった)父との内観がとても楽しかったです。
細かいことを鮮明に映像的に思い出せたり、関わり方のバリエーションもとても多いことがわかりました。
逆に、母との関わりはパターン化(共依存ですから)していて、少ししんどかった。
でも、内観を続けていくと、母を客観視することができました。
また、自分に関係ないことにも傷ついていましたが、内観によって(言葉や人に依存しない)自分を守る方法がわかりました。
私の持っていた”あるがまま”というイメージは、漂う感じではっきりしない、というものでした。
”集中する”というのは、ずっと続く直線的なイメージでした。
そして、”あるがまま” も ”集中する” ということも、全生命をかけて一瞬を燃え尽きること、ですから「自分勝手」とは違うんだ、周りや相手のことを考えて行動しようと思いました。
先生も奥さんも良い人で大好きです。
この場所も大好き。
きっとまた私はここに戻ってくると思います。
その時はまたよろしくお願いします。
一週間、快食・快眠・快便でした、びっくり!
自然に泣ける自分も新鮮でした。
放送の中の若い人でも、私も、内観ではなんであんなに言葉が丁寧になるんでしょうね。
感謝の気分からでしょうか。
帰って日常で「ありがたいと思います…」なんて私が言ってたら、みんな驚くことでしょう。
私は若者らしく、それなりにやっていきたいと思います。
(でも、ありがたいと思う以外何もないのですが…)
(千葉県 27歳女性 無職)
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