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#超短編小説
夏、大人になった俺たちは
茹だるような暑さの日。
俺はノートを持って外に出た。
34歳、俺。現在無職。
いや、漫画家志望の夢見る少年。
いや、実家暮らしのくそニート。
室内でも少し熱くなった小銭を握って、コンビニに入る。
氷入りのカフェラテと、ソフトクリームを持って、レジに小銭を置く。
無人でもガラガラと音を立てて収納される小銭を眺め、レシートを取らず外に出た。
外に出て、公園のベンチに座った。
もちろん日陰。ただそ
茹だるような暑さの日。
俺はノートを持って外に出た。
34歳、俺。現在無職。
いや、漫画家志望の夢見る少年。
いや、実家暮らしのくそニート。
室内でも少し熱くなった小銭を握って、コンビニに入る。
氷入りのカフェラテと、ソフトクリームを持って、レジに小銭を置く。
無人でもガラガラと音を立てて収納される小銭を眺め、レシートを取らず外に出た。
外に出て、公園のベンチに座った。
もちろん日陰。ただそ