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弱おじ哲学

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生きてて感じたこと、考えたことを書いてます。
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#哲学

コンフォートゾーンから飛び出そうという覚悟。それはつまり人生を楽しむという覚悟。

コンフォートゾーンから飛び出そうという覚悟。それはつまり人生を楽しむという覚悟。

楽と楽しいは違う。
昔、恩師が言ってた気がする。

現状維持の日々は楽だ。
刺激がない対価として、ストレスもあまり多くはない。
それでいい。そんな人生でいい。
納得できているのなら、僕は構わない。
だけど、僕の心が言っている。
本当にこれでいいの?って。

コンフォートゾーンを飛び出そうと、よくビジネス書で偉い人たちが言っている。
全くその通りだ。
ここに幸せはない。
楽は存在しているが、決してそ

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感情のブランコ。死にたいあなたは、いつか大きな幸せを感じられる選ばれた人。

感情のブランコ。死にたいあなたは、いつか大きな幸せを感じられる選ばれた人。

最近感じていること。
感情を大きく感じられる人もいれば、反対に物事からあまり影響を受けない人もいる。

どちらが幸せだろうか?

私は割と大きく影響を受ける人間だ。
仕事のストレスもめちゃくちゃ大きいし、妻の機嫌が悪いとなんだか胃が痛くなる。

一言で言えば、「生きづらい」人間なのだろう。

そんな自分が嫌いだった。
どうしてこんなに感じてしまうのだろう?
周りの人たちはストレスなんて軽やかに受け

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時間が解決してくれる。その最たる例が、死。

時間が解決してくれる。その最たる例が、死。

大丈夫。
時間が解決してくれる。

気休めにしか思えないそんなアドバイス。
昨日と同じ今日を繰り返す日々の中で、こんな苦しみがいつか消えるなんて信じられないし、ありえない。
明日もまた、今日と同じ暗闇の時間が過ぎていくだけ。

何も変わらない。
人生は好転していくなんて、綺麗事だ。
時間が解決してくれるさなんて、無責任な言葉はしまっておけ。

何も変わらないけど、きっとほんの少しずつ、何かは変わっ

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辻褄を合わせるのではなく、辻褄が合っていく人生をただ眺める。

辻褄を合わせるのではなく、辻褄が合っていく人生をただ眺める。

人生はなるようになる。
辻褄は勝手に合っていく。

どうにもならなそうなことだって、どうにかなっていく。
何食わぬ顔して、日々は過ぎていく。
そしてすべてが過去に変わっていく。

辻褄を合わせようと躍起になる必要はない。
焦る必要も、不安に駆られる必要もない。

ただ、眺めていくだけ。
辻褄が、自然と合っていく様を。その過程を。

大丈夫。うまくいく。
なるようになると、はなから決まっているのが人

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忘却が存在するこの素晴らしき世界。

忘却が存在するこの素晴らしき世界。

日々、様々なニュースが世間を賑わす。
心が痛むニュースも多い。

でも、僕たちは忘れていく。
次の話題が飛び込んできて、あの出来事なんてなかったかのように日々が流れていく。

風化とでも呼ぶのだろうか。
多忙に紛れて、僕たちは色んなことを過去へと流しながら生きている。

世界とはそんなものだ。
どうにもならなそうな絶望だって、どうにかなって結局日々は進んでいく。
その積み重ね。

忘れていく。

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死を最大の喜びと定義すれば、今日という日に意味が添えられる。

死を最大の喜びと定義すれば、今日という日に意味が添えられる。

死にたい。
この世界から解放されたい。

死ねなかった。
今日という日は何も意味がなかった。
明日も意味のない1日が訪れる。
死にたい。終わらせたい。

ちょっと待て。
死は喜びだ。
この苦しみから解放されるなんて、この上ない至福の瞬間じゃないか。

ならもったいない。
まだ死ねない。
死にたいけど、死なない。
死にたいからこそ、まだ死なない。
死んでなるものか。

今日という日は一見意味のない空

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あえて流されて生きるという前向きな受動。

あえて流されて生きるという前向きな受動。

流されて生きればいい。

人生はなるようにしかならないが、逆から見ればなるようにはなる。

好きに生きればいい。
やりたいことをやればいい。
結局、辿り着くべき場所に流れ着くようになっている。そういう仕組みになっている。

ある意味で人生を諦めながら、一方の意味では人生を信頼している。

わかってる。なるようになるんだって。

だから気ままに。気楽に。

流されていく人生を能動的に選び取って、この

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どうせなるようになるという楽観とどうせなるようにしかならないという達観の狭間で生きていく。

どうせなるようになるという楽観とどうせなるようにしかならないという達観の狭間で生きていく。

なるようになるさ。
心配なんてしなくていい。

楽観的な誰かは言う。
僕にはそうは思えない。
どう考えたって、どうにかなるようにはイメージできない。

楽観性は天からの贈り物だ。
能天気なあの人に憧れてみるけど、どうやらそんな生き方は僕にはできそうにもない。

悲観して生きていくのも辛い。
悲観してハードルを下げておけば傷つくことは少ないけど、やがて世界に対する感受性は地まで落ちて、喜びを感じるべ

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オードリーのオールナイトニッポンとアンパンマンと他者貢献と幸せについて。

オードリーのオールナイトニッポンとアンパンマンと他者貢献と幸せについて。

オードリーのオールナイトニッポンで、若林さんがアンパンマンの話をしていた。

アンパンマンが誰かを助けるのは、心がポッとして気持ちよくなるかららしい。
なるほど。情けは人のためならずとはよく言ったもので、結局、誰かのために行動を起こすことが幸せに生きることに繋がる。
自分の幸福を最優先に考えて自分を喜ばせる行動をいくら取っても、そこには虚しさが付き纏ってしまう。

今日は休日出勤だった。
いつもな

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「ある」苦悩を乗り越えるために、「ない」現実を強く想像してみる。

「ある」苦悩を乗り越えるために、「ない」現実を強く想像してみる。

仕事がある。
やるべきことが山ほどある。
辛い。逃げたい。死にたくもなる。

全てを投げ出したい。
何でこんな日々を生きているのだろう?
やめたくなる。諦めたくなる。

そんな時、仮に「なかったら」どんな心情になるかを、強くイメージしてみる。

仕事がない。やるべきことがない。
世間から認められない。自分自身を肯定できない。

ある辛さも確かにあるが、ない辛さもまた、同様に存在する。
それを天秤に

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ありがたいくらいに全ては流れ去っていく。

ありがたいくらいに全ては流れ去っていく。

時も思考も、全て流れ去っていく。
今はやがて過去になる。
あれだけ憂鬱だったことも、今は遠い記憶の彼方にある。

全てはどうにかなって、流れ去って、また何かが流れてくる。
その繰り返しが人生だ。
こびりついて永遠に剥がれそうにない痛みも、例外なく時間という流れが全てを洗い流してくれる。

辛い時に明るく振る舞う必要はない。
でもいつか流れ去る、この苦しみにも終わりが必ずくるのだと信じて生きていたい

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振り子のような揺さぶりの中で生きていけ。

振り子のような揺さぶりの中で生きていけ。

良い時もあれば悪い時もある。

頑張れる時があれば、もちろん頑張れない時もある。

それでいい。
それが普通。

人はどうしても、自分の悪い部分や足りない部分に目がいってしまう。

でも、思い出して欲しい。
あなたにもきっと、輝けている時があった。

長い長い、振り子なのかもしれない。
毎日が辛い。苦しい。明るい未来が見えない。

プラスとマイナスに振られる振り子。
今はマイナスの側に、大きく大き

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誰かのために生きねぇと、幸せにはなれねぇみてぇだ。

誰かのために生きねぇと、幸せにはなれねぇみてぇだ。

残念ながらそうみてぇだ。

自分のためだけに生きてみても、幸せにはなれねぇみてぇだ。

自分さえ良ければいい。
仕事を他人に押し付けて、デスクでゆっくりと過ごす。
確かに楽だ。
けどそこには充実感もなければ、他者からのありがとうももちろんない。

他人のために動くことは、ストレスを伴う。
そのストレスの向こう側にしか、幸せはないみたいだ。

ストレスを避けようとしない。ありがたがってみる。
幸せへ

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流されて生きていけ。その景色を楽しめ。

流されて生きていけ。その景色を楽しめ。

無駄な抵抗はやめて、人生の流れに身を委ねて生きていこうと思う。

どうにもならないことばっかりだ。
人生はあらかじめ決まっていて、その決められたあらすじをただなぞっているだけのような気がしてならない。
どれだけ努力を重ねようが、万全の準備を整えようが、起こることは起こるべくして普通に起きていく。そうやって私の人生を翻弄していく。

流されて生きるのは気に食わない。
だけど、「あえて」流されることを

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