振り子のような揺さぶりの中で生きていけ。
良い時もあれば悪い時もある。
頑張れる時があれば、もちろん頑張れない時もある。
それでいい。
それが普通。
人はどうしても、自分の悪い部分や足りない部分に目がいってしまう。
でも、思い出して欲しい。
あなたにもきっと、輝けている時があった。
長い長い、振り子なのかもしれない。
毎日が辛い。苦しい。明るい未来が見えない。
プラスとマイナスに振られる振り子。
今はマイナスの側に、大きく大きく、振られている最中なのかもしれない。
振り子じゃない。
マイナスの後に、プラス側に振られた経験なんてない。
信じてみる。
今はひたすらに、マイナス方向へと振り子を振っている時期なのだと。
お笑いで言う「フリ」のようなものだ。
この苦しい日々、鬱屈した毎日が丁寧なフリとなり、いつか訪れる素晴らしい瞬間を、一層際立たせてくれるだろう。
逆に言えば、この「フリ」がなければ人は幸せを感じられない。
せっかくの面白いパワーフレーズも、出し惜しみせずに使いまくっていたらやがて人は慣れ、何の感情も抱かなくなる。
辛い日々は、いつかへの前振りだ。
そのいつかは、いつ来るかわからない。
だからこそ面白いのだと、前向きに解釈しながら生きていく。
重力に身を委ねて、気楽に振られていればいい。
頑張ろうと思わなくていい。
頑張れない日々が頂点に達し、そっと重りから手を離した時、あなたは頑張れる方向へと「自然に」振られていくから。
振られて、揺られて。全部はフリだと信じ込んで。
気楽に生きていこう。大丈夫。
最後は誰しもみな、振り子が止まるようにだらんとぶら下がるだけになる。
ゴールは皆同じ。
だからこそ、気楽に、楽しめる分だけ人生を楽しんでいければいいね。
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