世界の再構築者は3匹の猫耳少女に殺される!? 2-9 3匹+α②
「あらぁ? 急に元気になったのねぇ?」
女はそう言うと、ソファーに座る俺を見下ろす。
周囲が暗いこともあり月明かりに反射するその目には迫力があった。
負けじと睨み返し、今度は身体が硬直しないように女の覇気を押しのける。
「うふふっ。いい目をするのねぇ。でも、あなたはもうオモチャにはなってくれそうにないし、じゃあ残念だけど。」
「!?」
女は右手をゆっくりと俺の方へと前へ差し出し口元をニヤつかせた。
直後、彼女の周りに何か風のようなものがまとわりついているよう