moribe たけひと

東京都市大学 B4 落合研究室 福島研究室

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最近の記事

やりたいかもしれないこと

夏休みに作った一輪挿し。道路の隅を切り取った。それを室内に持ち込んでみる実験。 一昨日のゼミのときに持ってきて、なんとなく福島研のテーブルの真ん中に置いてみている。 今日は花屋でカーネーションを買ってきた。オレンジ色のカーネーション。オレンジ色のテーブルの上で、オレンジ色の花が咲いている。 赤い畳は嶋田のもの。花の色に合わせているらしい。花によって生まれるコミュニケーションもある。 福島さんは、後期のゼミのテーマは社会実験だと言っていたな。花瓶による社会実験かもしれな

    • 反、反、反、復、復、復、

      日記を書く。 10時に縦になった。11時にまいばすでにらを買った。12時にニラ玉を作った。13時に落合さんから電話がかかってきた。14時にシャワーを浴びた。15時に学校に行った。 どうしてもだらだらと過ごしてしまう。早く立ち上がって、早く歩き出さなくては。なんか夏休みに無職になってしまったので、アルバイトも探さなくてはいけない。 研究室に居たら、先輩にコンペに誘われた。CLTを使った図書館のコンペ。なんだかんだで初めてのコンペになる。ずっとやりたいと思っていたけど、なん

      • 僕は今日から小屋を作り始める

        今日から日記を始める。日記は何回始めてもいい。今日から日記を書き始めようと思うのはこれで10回目とかだと思う。日記を書き始めるプロ。 後期の授業が始まった。最初から徹夜で提出物を作り、ぼやぼやした頭でキーボードを打つ。かなり脊髄からの言葉が出ている。脊髄千本ノック。 卒業設計に向けての最初のゼミとして、かなり有意義だった。世界地図を作る能力。どこに位置しているのか。どこに向かうのか。しっかりと俯瞰して、もうひとりの自分を持ち続けなくては。 それにしても、卒業設計は住環境

        • 散歩中に小学校を見つけたら、下校している気分で歩くと楽しい。

          カセツ展ルポルタージュ

          カセツ展行ってきた。 東大今井研究室の研究発表の展示で、仮設足場用の鉄骨を使った仮設建築を研究するというもの。3Dプリンターを使った接合部を製作し、壁体を作ることで空間を構成する。 整ったシステムのようでいながらよく見てみると結構試行錯誤して製作した痕跡が見えてきて、良かった。研究しながらの施工になったから、施工期間は1,2ヶ月ほどかかったらしい。 外壁パネル接合部 外壁パネルの接合ディティールは素晴らしい。横からプラ段を差し込んでボルトで固定するというシステム。光を

          カセツ展ルポルタージュ

          不気味

          テレビ東京の『SIX HACK』という番組を見た。Twitterで話題になっていた。 1話から3話では成功者になるという大上段に構えたテーマで、インテリ層に向けたビジネス番組のような様相を呈している。しかし内実は、はじめは少しの違和感だったものが段々と過激になっていく。6話まで放送予定だったが4話放送前に打ち切りになってしまい、YouTubeのみで検証の再現ドラマがアップされた。 この不気味な番組はなぜ惹かれてしまうのだろうか。そもそも不気味とはなんなのだろうか。6つの例

          痕跡を残すための建築

          毎週noteを書いて最終提出のときには冊子にまとめるなどとのたまわていたが、中間提出のときに更新してから全く更新しないまま、最終提出2週間前を迎えた。今週は書きますぞ。 カタチ中間提出の際に言われたこととして、規模がでかすぎると言う話。たしかにそうだ。 その後に僕が机に突っ伏して寝ている間に手塚さんが来て、「これを半分にすればもうそれで行けるよ~」みたいなことを言っていたらしい。それで行くことにした。 ↑前回の。リングは直径240mある。 ボリュームの決定 さて、現

          痕跡を残すための建築

          民主的という言葉を使わない

          中間前に書いたものを上げ忘れていたので。書き途中で時間になってしまったのをそのまま出すので全然終わってない部分もありますがご愛嬌。 民主的という言葉を使わない 今まで民主的という言葉を使って建築を説明しようとしていたが、民主的という言葉の持つ力があまりにも強すぎてうまく伝わらない。純粋にObjectをThingへと変えていくという点に注目したい。 自分が公園の参加者となり公園を改変するという喜びと、それによってObjectがThingへと変わっていくという体験には意味が

          民主的という言葉を使わない

          構デの椅子、100年後の設計論、生活の垢。

          構デの椅子 構デの作った椅子を貰った。自分もエスキスしたチームの作った作品だったし、特にそのチームのやりたいことが面白そうだと思っていたのでそれが形になったのはとても嬉しい。 合板2枚を丁番で開くように張り合わせ、座面は三角形のアクリルとなっている。折りたたむと厚みは3センチくらいになり、重量は1キロくらいで少し持ち運ぶ分には問題ない。 この椅子の何が良いかといえば、カスタム性が非常に良いという点だ。合板とアクリルという素朴な素材でできており、例えば合板を塗装できたり、

          構デの椅子、100年後の設計論、生活の垢。

          民主的と多様性を共生させる公園

          ゴミのないゴミ箱はゴミ箱と定義できるのか 大谷の家でゴミ箱にタバコの空箱を捨てた。そのときにはゴミ箱には何も入っていなかった。なぜ人間はゴミの入っていないゴミ箱をゴミ箱と認識できるのだろうか。 一般的に考えてバケツのような形状をしたプラスチックの物体が家庭の床に鎮座している状況は考えにくい。アフォーダンス的にその物体がゴミ箱だと判断できたのだと思う。しかし、その情報以外にそれがゴミ箱であるということの証拠はなかったのである。ではゴミ箱を定義しそうなものを考えてみる。

          民主的と多様性を共生させる公園

          民主的な公園を作るために

          前回までのあらすじ Object : (ただの)もの Thing : (なにかある)もの ObjectをThingへと変える行為がもの派の行っていることである。 日比谷公園は動物園と同じ構造であり、Object(植物/動物)を人間が見るというヒエラルキーがある。 そのヒエラルキーを生み出す構成要素(アスファルトで舗装された道、フェンス、道端の柵など)を無くし求心的な建築物を作ることで、けものみちが生まれて市民が参加可能な民主的な公園が生まれる。そうして作られる日比谷公

          民主的な公園を作るために

          金木犀の匂いを知る21歳

          なにもまとまっていない文章が出来上がってしまった。うんうん言いながら書き起こす文章は辛い。少しばかり日記でも書こう。 金木犀の匂い。金木犀の匂いという概念があり、それが良いものとして扱われているという事実は知っていたけれど、金木犀の匂いがよくわからなかった。 金木犀がオレンジ色の小さな花だということは理解しているけど、それが匂いを発しているという事実があまり受け入れられないのかもしれない。強い匂いを発する花なんていうのはドクダミくらいなもので。 みんなはいつこの匂いがこ

          金木犀の匂いを知る21歳

          もの派の建築

          この2週間で考えたことをまとめてみる 見えない建築 (Invisible Architecture) 見えないということを考える時に、まずは見えるということは何なのかを考えなくてはならない。 見えるということは、人間が視覚的に知覚、認識することであり、それは差異によって生まれる。 日比谷公園の例で言うならば周辺には多くのビルが立ち並んでおり、そこには多少なりとも違いはあれどそれぞれをビルとして認識してしまい、個々のビル達に対してひとつひとつ認識しているよと意識することは

          もの派の建築

          2週間後の祝祭性

          つづきです 祝祭性とはどういうものなのか。2週間で考えたことなどを。 祝祭の風景 前回は祝祭性がどのような風景で起こるのかをしっかりと分析していなかったので、それについてしっかり分けながら考えてみる。 1つ目はモノを中心に取り囲むカタチ。 キャンプファイヤーなんかがわかりやすい例。モノを中心にして作られた祝祭的風景には、取り囲んだモノには大きな意味はなく、取り囲んだ人々の振る舞いに重心が置かれる。歌を歌い、踊り、対話をする。モノというコンテンツを拠り所として、人々の空

          2週間後の祝祭性

          都市の価値の居場所

          検索性 少し先の未来を考えてみても、いままで人間が都市で行ってきた行動の大半はインターネットによって置き換えられるだろうというのは想像できる。買い物は10年以上前にインターネットで代替可能になり、生活する上では事足りるようになった。 都市の価値を考えるとき、物理空間で人間が生きるときに起こる出来事に注目する。インターネット空間で自分が欲しい物にアクセスするときには質量の移動はなく、情報のみが一瞬で移動する。それに対し都市という空間においては、物理空間で人体を時間をかけて移

          都市の価値の居場所

          ChatGPTとのブレインストーミング、僕はこうやっているよという話

          ほとんど備忘録的に書きます。今はPoeでGPT4を使って返答を待っている。自由にGPT4を使えるくらいにお金に余裕がほしいな。 基本的には日本語で文章を打ちまくって、DeepLで英語にして、ChatGPTに投げて、帰ってきたのをまた翻訳してます。英語のほうが圧倒的に精度が高いので。 GPT3.5と4で同じ文章を投げてみてどう返ってくるか比較もしてみました。 以下はChatGPTとのやりとりを日本語訳したものです。まずは3.5。 あなたの考えと提供された文脈をもとに、東

          ChatGPTとのブレインストーミング、僕はこうやっているよという話