マガジンのカバー画像

書評

9
書評 マンガや本
運営しているクリエイター

記事一覧

見ました!大人気のすずめの戸締まり。感想。

見ました!大人気のすずめの戸締まり。感想。

新海誠の最新作!
もう見てたら中盤から涙が止まりませんでした。
新海監督の作品の中でも最高傑作かと思う。
今まで私の中では、秒速5センチメートルだったけど、それを超えるか匹敵するか。
君の名はからの新版新海誠からは間違いなく一番です!
新海さんも、こんなカッコいいモテ台詞が言えるようになったんだと感動しました。

作品は、いつも通り、最初はいろんな作品の混ぜ合わせに見える。
特に今回は、ジブリの中

もっとみる
優しさに殺される世界…ハーモニー感想

優しさに殺される世界…ハーモニー感想

伊藤計劃の人気作にハーモニーというのがあります。

みんな知ってる人が多いかも。

もともとSF小説で、映画にもなって、漫画にもなった。

前に地獄について引用した、虐殺器官の次の作品です。

これもカルト的人気が出ました。

そこから、地獄についての言葉を引用します。

……前にいた場所は、地獄だった。だから逃れてきた。

でもここも十分狂っていた。優しさに殺される世界……。

ハーモニーは未来

もっとみる
虐殺器官の感想。地獄は頭の中にある!

虐殺器官の感想。地獄は頭の中にある!

みんな興味津々、地獄って何。どこにあるの。そんなのないよ、いや、比喩だよ。色んな考えがある。そんないろんな考えを集めてみようと思う。

地獄といえば、面白い考え方を表すセリフがある。

地獄からは逃れられない。だってそれは、この頭の中にあるんですから。

伊藤計劃という漫画家の作品、『虐殺器官』からのセリフ。

この作家はけっこうカルト的人気があつたみたい。SF作家で、百年くらい先の未来の社会を描

もっとみる
書評 宇宙ビジネス 超速でわかる! 

書評 宇宙ビジネス 超速でわかる! 

宇宙は夢があるなと思って楽しくなった!抽象的な夢じゃなくて、具体的なビジネスチャンスにあふれている。金持ちだけではなくて、普通の人が宇宙を仕事にして、宇宙を使って、宇宙に行けそうだ。ワタシが子供の頃は、特別な人が行く場所だったから、びっくりだ。どんなビジネスチャンスかというと、研究開発、通信、旅行、移動、バラエティーなど。

もうすでに色々あってます通信はスターリンクが有名。空に通信設備があれば、

もっとみる
ゴールデンカムイ 感想

ゴールデンカムイ 感想

ゴールデンカムイ

愛するものはゴールデンカムイにみんな殺される。
全部お前の責任だぞ、ウイルク!!

最終巻読み終わった!感動作品!大円団でみんな答えが見つかって良かった。
この作品は、アイヌのための近代の神話かなつてのが感想。

私たちアイヌの生き方暮らし方大事なもの、豊かな自然と、カムイと文化、それを伝えてきた、これからも発展させていく人々の物語。自信と未来と夢を与える物語。

それの分かり

もっとみる
最大化の超習慣 ホリエモン 

最大化の超習慣 ホリエモン 

面白かった。ホリエモンらしく簡単に読みた。分かりやすかった。

気になった点は以下の通り。

・体力健康が大事。体力あって健康なら大きな仕事も良い仕事もできる。あと一歩詰めるにも体力。確かにそうね。成果上げてる人はたいてい体力ある気がする。

・会議は決定するためか腹を探るためにする。ダラダラ決めない会議は減ったけど、合意だけならならばもう会議いらないやんという最近の感覚。あと腹を探るのは大事か、

もっとみる
竜宮城でした、地獄でなくて。アニメ「平家物語」の感想

竜宮城でした、地獄でなくて。アニメ「平家物語」の感想

この年初から放送されていたアニメ「平家物語」
アマゾンプライムで見ました。
FODなら最初から全話見れたみたい。

もうとても感動で、良いアニメだった!

平家物語だから、後半は、平家の一門が死んでいくばかりの悲しい展開しかないから、アニメではどうするのかと思ったけど、悲しいだけじゃない、幸せと喜びのある表現でした。心の動きも、一人一人の性格の違いも、悩み方も、とても丁寧に分かった。作画と物語を作

もっとみる
AI社会に暮らすのは地獄? 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

AI社会に暮らすのは地獄? 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

登場人物
研究者1203:このノートの管理者
美少女リン:1203のイマジナリーフレンド。資本家。
太郎:飼い犬。柴犬の雌。

要旨

前回:リンさんは昆虫食の会社をしていて、資本家の視点から資本主義の説明してくれた。
今回:リンさんは管理者にこっそりnoteの記事を増やしてくれて。

本文

今日は、研究者1203が風邪で寝てるから、勝手に記事を書いとく。起きた時に記事が増えていてびっくりするか

もっとみる
地獄かどうか、「人新世」の資本主義社会に生きること

地獄かどうか、「人新世」の資本主義社会に生きること

今さらながら、ようやく読み終わった。斎藤さんの『人新世の「資本論」』(2021)。

とても楽しかったから、飼い犬の太郎をなでなでして、話をまとめてみようと思った。

きっとペットも資本主義で苦しんでいるのかも。太郎は背中を撫でたらよろこんで尻尾を振っている。ここには愛だけだね。お金の関係じゃない。

「そう思うでしょ」とイマジナリーフレンド美少女リンさんに聞いたけど、ソファーに転がって返事なし。

もっとみる