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身体が熱い時にまず冷やす部位はどこ?

台風が去り少しずつ暑さが戻ってきています。
今年の夏は40℃を越える日が多いそうです。

日差しがあって暑い日に外に出て帰って来た時などはとにかく熱くて頭が回らなかったりしませんか?

そういう時にはとにかく早く身体の熱を冷ましたいと思い行動するでしょう。
外出の度にハンカチやタオルで汗を拭き水分補給をするのも良い判断です。

ハンドファン・ポケットファンで涼しい場所で風を顔などに吹き付けるのも有効な手段です。

ですがその手段の1つに身体を内部から冷やすという方法があるのはご存じでしょうか?

これは単純に風邪などで熱が出た時にも使える方法です。

まず冷凍庫にてドライアイスやアイスノンなどを冷やしておきます。
なければ普通の数センチの氷を用意して100均などで売っているハンカチタオルで包むみたいなのもアリですね。
もっと簡単なのは氷の500mlペットボトルなんかでも代用できます。
とにかく冷たい固形の物ならOK。

それを熱冷ましに効果のある部位に当てる…ただこれだけで身体の内側から冷えてくれます。

最悪、普通の冷たいペットボトルを買って少しの間 首に当てたり脇の下に当てるだけでも結構 効果があります。

記事でもある通り、効果のある部位は大体決まっています。

前頸部、腋窩部、鼠径部を冷やすのが基本
体を冷やす場合は、どこを冷やせばいいのでしょうか?
「最も基本的な場所として、三大局所冷却と呼ばれる場所があります。(1)前頸部の両脇(ぜんけいぶ:首の前面の左右)、(2)腋窩部(えきかぶ:両脇の下)、(3)鼠径部(そけいぶ:脚の付け根の前面)です。

この3ヵ所は身体全体に血液を巡らせる入口みたいなところです。

なので冷たい血液が身体を巡ることになり身体全体が冷めやすいんですね。

医学的にも推奨されている冷却部位で熱が出た時にもとても有効です。

頭にアイスノンを乗っけるだけでなく脇の下(腋窩えきか)や首回りが冷えるように看病すると熱の冷めるスピードが違いますよ。

ただし、急激に冷やしていくので大して熱がないのにこれらを総動員して身体をガンガン冷やしてしまうと、逆に体温が下がりすぎて危険です。
なので38度以上になったらとか40度以上になったらとか37度以下になったら取り除くなど決めておいた方が良いでしょう。
1-2度上昇程度の微熱でこれを長時間やってしまうと身体が冷えすぎてしまい体調悪化の原因になります。

それ以外の場所に効果がない訳ではありません。
例えば二の腕とか太ももとか太い血管が通っているのである程度は効きますよ。
手足の先を冷やすのもありですが、それをやるくらいなら3大局所に当てた方が効果が高いと思われます。

太ももの付け根である鼠径部そけいぶ(股間)に関しては家族やよほど近しい人ならともかく他人がデリケートゾーンに入れるのはちょっと考えてしまうと思うでしょうが、脇の下や首回りならやりやすいでしょう。

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記事の後半にもありますが、気化熱を利用して体温を下げる方法なんかもあります。

3大局所での冷却の効果が薄い時などに霧吹きなどで水しぶきを身体に当てて風を当てることで熱を冷ます科学的な方法です。

これは少し注意が必要で、冷水を掛けると身体が過剰反応してブルブル震えてしまったりします。
熱が出ている時にブルブルガタガタしちゃうことがありますがこの現象のことですね。
汗をかいたら着替えた方が風邪の治りが早くなるのは身体が汗で冷えてしまうことを防げるからです。
汗をかいて悪いものを体外に出しつつ、汗で身体が冷えるのを着替えや身体を拭くことで防ぐことで、身体のマイナス状態を2つ取り除けます。
結果、回復が早くなるということです。
科学的根拠がしっかりしています。

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夏の熱中症、熱射病、風邪…これらは対策をすればある程度防げます。

複数の対応手段を念頭に置いておけば身体が熱くて頭が回らなくても適切な方法で熱を取り除けますのでやってみてはいかがでしょうか。

汗をかく度にシャワーを浴びるのも面倒ですからね。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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