22.超加工食品という名のゲートウェイドラッグ
こんにちは!がっきーです!
今日は、原型をとどめなくなった食品について
お話ししていきます。
前回のおさらい
・オーガニック食品を一般の消費者が
見極めることができない
・家計を圧迫してまで選ぶ必要はない
・鶏肉だけはオーガニックにすべし
ということについてお話ししました。
まだ読んでいない方はぜひこちらをチェックしてください。
原型をとどめていない超加工食品
超加工食品は近ごろ栄養学の世界で
よく取り扱われるようになった
テーマのひとつです。
原材料を加工しすぎて原型を
とどめていない食品を意味します。
成分表に難しいカタカナが並んでいるのが
特徴です。
レトルト食品やスナック菓子、
エナジードリンクが代表例でしょう。
また、加工食品のような
高脂肪で食物繊維の少ない食品や
精製糖の多い商品は
腸内細菌が大の苦手なものです。
腸内細菌についてはこちらでご確認ください。
摂取量が増えると腸内細菌が
死にやすくなります。
近年その悪影響が
より強調されるようになってきました。
超加工食品の摂取カロリーが10%増えると
早死のリスクが14%も上がり
摂取カロリーが30%を超えると
癌リスクが21%上がってしまいます。
10%増加は果糖ブドウ糖液糖や
砂糖の入った350mlの半分の量です。
意外とすぐに達してしまいます。
他には
小さいドーナツ1個
キャンディー18個分
特にお菓子が好きではなくても
簡単に超えてしまう量ではないでしょうか?
これは毎日食べ続けた場合の数値なので
たまにであれば問題はありません。
しかし、超加工食品が体に悪いのは
確実なので総カロリーの10%以下に
抑えるという基準は守ることがおすすめです。
ゲートウェイドラッグ
超加工食品は私たちの生活に
馴染みすぎてしまい、
害があることを忘れてしまっていることも
多いでしょう。
よく大麻やお酒をゲートウェイドラッグとして
捉えるのが世の中の常識になりつつありますが、
僕にとっては何よりお菓子です。
子供の頃からお菓子で泣きわめき、
大人になっても不摂生な生活や
こうした超加工食品に依存してしまっては
メンタルはずっと打たれ弱く
寝ても疲れがとれず、
いずれ来る糖尿病などのオーバードーズで
残りの人生まで台無しにしてしまいます。
最後に…
そんなことを言っている僕も
甘いものは大好きです。
体に悪い食べ物は悪い食べ物特有の味がし、
幼少期から僕を虜にしてきました。
しかし、今では付き合い方を変えています。
"悪いことは1人でやらない"の回でも
お話ししましたが、
こうした食品は人間関係の円滑剤として
活用するだけにできたほうが、
健康な心と体で現代社会を柔軟に生き抜く術に
なると僕は思います。
知人がおすすめで買ってきてくれたものは、
目を輝かせながら喜んで食べますし、
たまにお返しがしたくて、
1人で食べる機会は少ないですが、
惰性や欲に流されるのではなく
真剣に厳選した中からおすすめしあったりします。
最適な温度や飲み物(お酒を含む)まで探しています。笑
次回は料理の肝である調理法についてお話しします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。