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心の涙

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日々、沸き起こっては過ぎ去る感情の墓場。
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如実知自心

如実知自心

欲望、願望も全て
我欲。
我欲は、放すがよい。

でも、その渇望が、
生き、前に進む原動力にもなり得る。
ならば、持つがよい。

欲を欲と知り、
ただ受け入れてやり過ごす。
経験するために
生まれてきたのだから。

欲を放せているなら、
生まれてこなかった。

善いもの、悪しきもの
そんなふうに捉えるのではなく

欲がどんなものかを知ること。

ありのままを
何の評価も審判も置かず
知ること。

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浅い息

浅い息

呼吸。
意識すること
どのくらい出来ているだろうか?

ヨーガに出逢えて
自分との向き合い方
身体へ向ける意識が
変わった。

変わったからこそ

自分の息が
浅く、弱々しくなっていることに
氣づかされる。

原因は、なんだろうか?

考えると尽きない。
だから、

ただ
呼吸という行いに
集中して

感謝する。

浅い呼吸ひとつでさえ
ままならない人もいる。

呼吸が出来ること。

この奇跡をま

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違和感2

違和感2

確かめている。

それでも、まだ
違和感がある。

苦しみが上回る違和感。

蝕まれる。

違和感

違和感

違和感が拭えない。

自分の至らなさ
なのだと、
長い間、しのんできたのだけれど。

こんなにも
苦しみから抜け出せないのは
何か、違うのか。

とにかく、辛い。

タイミングなのかもしれない。

痛み

痛み

久しぶりの耐え難い痛み。
記憶に残っている痛み。

何だっけ?
原因の記憶を辿る…

思い出せない…。
けど、
たぶん
必要なんだ、

かなり深い癒しと
休養が。

危ない痛み。

笑うから

笑うから

楽しいから笑う
のではなくて、

笑顔をつくれば
楽しくなるんだって。

私は、
そんなふうには
できない。

こころが
先なんだろうな。

ずっと、
そう。

本当に、
何も考えずに
笑えたのは、
いつだったかな。

もう、ずーっと
笑ってない氣がする。

苦しさも
楽しめたら
いいのに。

満月のこと

満月のこと

満月を迎えたのを思い出して
窓から空を見上げた。

雲間から覗く光。

ずぅ〜っと、
スッキリしない状態が
長らく続いていて
悶々としているけれど

月の光を少し浴びて
静かに自分を感じた。

答えは
見つからないけれど。

重たい身体を横たえた
視線の先に
書架に置かれた一冊の本。

反古紙で包まれた。
捨てるモノ。

墨の広がりに
ひきこまれる。

自らの手で
描かれたモノに
癒される。

声に出しても
無駄だと
抑え続けると
壊れていく。

出しても
抗えなくて
傷つくのが怖いから。

繕いきれない傷が
増える一方だから。

氣づき
は、
傷氣。

氣が傷を負う。

膿が出る浄化の反面
必要のない打撃もある。
そうやって、
バランスを
保つものなのか。
#離