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どこまで清潔にするかを意識して生活をデザインすれば違った世界が 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 食材、お料理、調味料。 清潔にすればもっと有効利用できますというお話です。

 どこまで清潔にするかを意識して生活をデザインすれば違った世界が見えて来ます。

 網羅的に食中毒防止という観点でまとめた資料が有りますので、一般論はこちらをご覧になって下さい。

 その上でコロナ禍で、呼気や飛沫の発生や拡散状況発生の高速度カメラによる映像、スーパーコンピュータによるシュミレーション映像などが一般の方にも広く認知され、衛生管理に対するリテラシーも格段に向上したと思っています。

 会食時の会話マナーやマスク会食なども公知となりました。

 流体力学なんて難しく考えなくても、新鮮な外気流入口と排気口、その間の空気の流れを意識する換気も定着しました。

 物理屋なので上述の所作·お作法が身についていて、

神経質
潔癖症

などと揶揄されて60年、コロナ禍でやっと人権を奪還したと思って居ります。

 1990年代前半に半導体の研究開発·製造に携わっていた時、クリーンルーム内で仕事をしました。ヘパフィルターと呼ばれる専用のフィルターでチリ迄完全に除去した空気が天井から真っ直ぐ床に向かって送風されて、スノコ状の床から排気。各種装置や棚や床はキムワイプという特殊なクロスでチリ1つ無いというクリーンな環境は、私には天国でした。最高でした。

 その辺りはこちらをお楽しみ頂ければ幸いです。
その4-5辺りかなぁ。

 クリーンルームそのものについてはこちらをご覧になって下さい。

 食材については以下をお楽しみ頂ければ幸いです。

 お料理も、例えば調理後に台所に仮置きする場合、鍋料理の上蓋を完全に閉めるのか、それともレードル(おたま)をいれたまま少し蓋を浮かして大気にに暴露するのかでお料理の中への雑菌の混入量が全く違います。配慮すればお料理の日持ちが良くなります。

 テーブルに出したお料理も蓋ができるものはして大気への暴露を防いだりお料理の温度を保ったりするのか、単純に裸でテーブルの上に出すのかで雑菌の混入量が全く異なります。
 因みに私は表紙の写真のような中身の見える食器型のタッパを30個以上使って、コンテナのように冷蔵庫保管から食卓への配膳迄一貫して利用しています。特に同じ透明タッパーを揃えることで、合理的な保管が可能です。

 キッチンクロスも雑菌の温床になりかねません。同じクロスを多數用意して都度洗濯に出して新しいものに交換するのか、1日使い回すのかで拭いた後の表面の雑菌の量が全く違います。特に気温が高い時は要注意です。因みに私は同じクロスを10枚以上持っています。

 テーブルクロスも同様です。特に子どもがテーブルの上に溢れたお料理を食べてしまう可能性がある場合は尚更です。

(物理屋としては定量的なデータを持ち合わせて居らず、全て定性的なのが悔しいですがwww)

 どれもこれも当たり前過ぎて意識しなくなっていると思います。コロナ禍でせっかく意識が高まった新しい所作。どこまで清潔にするかを意識して生活をデザインすれば違った世界が見えてくると思います。

 withコロナの今、上述の諸件を如何に昇華定着させて引継ぐのかということが大切だと思っています。

蛇足 
 1990年代前半に半導体の研究開発·製造に携わっていた時のクリーンルーム内で仕事ですが、当然ウイルスも全く居ない環境でした。その為逆に新種ウイルスの感染が少なく数年も経つと風邪を引き易くなってしまうという弊害が有りました。
 ですから多少清潔でなくても動物としては良いかと。

超蛇足
 私は昭和の高度経済成長期に育ったので、前半は清潔とは言えない生活をしています。そのためか免疫力が強いようです。(笑)


 


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