素敵な連邦内の助け合い アラブ首長国連邦 アブダビ首長国 海外旅行·海外出張の小ネタ 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
網羅性担保致したく、引き続きもう少しお付き合い下さい。
ちょっと素敵な話です。
中東の方々への理解の一助となればとの思いです。
脱天然資源立国の動きとして、オイルマネーでの観光資源の創生の中、リーマンショックの煽りを受けてのつまづきと首長国連邦として助け合うという素敵なお話です。
背景
日本が金銀の輸出で外貨を得て豊かさを謳歌した時代が有った様にアラブの方々は今、石油の輸出で外貨を得て豊かさを謳歌されていると理解しています。
日本が今は広大な排他的経済水域等に有る天然資源を温存し工業、商業、観光業、投資等で外貨を得ている様に、アラブの方々も天然資源に依存しない国造りを進められています。
その中の一つにアラブ首長国連邦が有ります。
アラブ首長国連邦の中でも一際存在感のあるアブダビ首長国。
そんなアブダビ。
現地に事務所開設を前提にマーケティング活動を進めていました。マズダールシティに日本の最先端の技術を紹介したり、医療ソリューションを紹介したりしていました。
脱天然資源立国に真摯に取り組まれているお手伝い。
アラブ首長国連邦でとても目立つドバイ。それには理由が有ります。
ドバイは連邦の中では原油産出量が少なく脱天然資源立国に対して積極的です。
10年以上前の話ですが、その首長国連邦の中でも経済構造の多角化を頑張っていたドバイ首長国がリーマンショックの煽りを受けてしまいました。
ドバイショック。
あの有名な高層ビル、ブルジュ・ハリファの建設までも影響を受けました。高さが少し低くなった…
大量の外国人ビジネスマンも開発頓挫で帰国していったそうです。
ドバイ・ショックの傷跡は私が現地に居た時にも残っていました。例えば、外国人ビジネスマンが使っていた車が放置に近い形で残っていました。持ち主は不況で解雇されて帰国してしまって、高級車が多数手放されたのだそうです。
ドバイは、真面目に産業構造の改革を進めて居たのに。その時ドバイ首長国を助けたのがアブダビ首長国。アブダビ首長国政府は、ドバイ首長国政府に対し100億ドルの支援をされたのだそうです。
その辺りは以下が詳しいので、そちらをご覧になってください。
ということで、流石連邦。相互に助け合いをされているのです。
如何ですが。中東の方々の真面目さと相互扶助、美しい話です。
Lovely
蛇足
宜しければこちらもお楽しみ下さい。
超蛇足
ドバイ首長国とアブダビ首長国の関係の1段面、或る切り口から見える姿を味わってみて頂きたく…