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最近なにかと忙しい
好きな文体の御三方。
小説が好きだ。
詩が好きだ。
推敲の痕を匂わせる、言葉の連続が好きだ。
ひとつ前のエントリで、好きな小説を並べた。
だのに、『好きな作家』はあまりいない。
作品が好きなのであって、作者の人格・歴史・背景に興味を抱くことが少ない。
強いて挙げるなら、
■宮沢賢治
■森見登美彦
■有川浩
■森博嗣
くらい。文体で判別しやすいから。
それさえも、ファンだと胸を張れるほどには詳しくない。
文体と作
好きな小説 箇条書きしただけ
✅好きな小説。思い出した順。一人一作。
■銀河鉄道の夜
宮沢賢治
■悪童日記
アゴタ・クリストフ
■西の魔女が死んだ
梨木夏帆
■タイム・リープ きのうはあした
高畑京一郎
■すべてがFになる
森博嗣
■モモ
ミヒャエル・エンデ
■フルメタル・パニック!
賀東招二
■恩讐の彼方に
菊池寛
■死神の精度
伊坂幸太郎
■全死大戦
元長柾木
■虐殺器官
伊藤計劃
■博士の愛した数式
小川洋子
■恋文の作
わかりみが深みでヤベェほどエモい
私、気づいちゃったかも。
自分が誰より秀でている、とは思わないけれど。
たぶん世間一般の平均よりは「言葉」というものに馴染んできたからか、使うときも受けるときも、言葉の意味を深く考えてしまう。
ここにおいて割と平易な文体で書こうとしている理由のひとつは、「難しい言葉を使ったからって中身が詰まってるとは限らねーな」と思ったから。
きっかけは何だったっけ。って思い返すと。
たぶん、森見登美彦の作
コミュ症おじさんが異世界と転生について考えてたらあかほりさとるが好きだったことを自覚したんですが何か?
気づけば跳梁跋扈していた、『異世界転生』とかいうジャンルの作品群。いつの間にやら右も左も異世界転生異世界転生。
お前ら正気か?頭脳は機能してるん?IQ2なの?ばーかばーか!うんこ!←IQ1の文
こーゆーのって、2010年代あたりから広まってきた、ように感じる。
同時に。作品タイトルが長文化、かつ物語のスタートラインを明示するようになってきた。中には、オタク知識が当然のように含まれることさえ。
こ