助産師がおすすめするPMS対処法
こんばんは(^ ^)クマです!
今日は不妊治療とは少し離れてしまうかもしれませんがPMSに関することをお話します。
私自身もPMSには悩まされているので、自分が試して効果があったものについて紹介します!!
◎PMSとは
PMSとは月経前症候群のことで、生理3~10日位前に始まるさまざまな精神的・身体的な不調のことです。
普段は気にならないことでイライラする、眠くなる、体重が増える、むくむなどの症状が出ます。
毎月起こる方もいれば、たまに起こる方もいます。
全く何も感じない方のほうが割合は少なく、PMSの症状を感じている方は9割もいるそうです。
月経にはエストロゲンとプロゲステロンと言うホルモンが大きく関わっており、そのホルモンバランスによってPMSの症状が出てきます。
具体的に、月経前の黄体期にはエストロゲンとプロゲステロンの急激な低下が起こるため、さまざまな精神的・身体的症状があらわれると言われています。
◎PMDDとは
PMDDとは月経前不快気分障害のことです。
PMSのなかでもとりわけ精神的不調の程度が重く、日常生活に支障をきたすほどの状態を月経前不快気分障害と言います。
PMDDの症状もは生理の数日~2週間前頃から始まり、月経が始まると、ほとんどが嘘のように消えていったり、改善傾向を認めます。
PMDDもPMSと同様、エストロゲンやプロゲステロンの変動によるものです。
これらのホルモンバランスが変化すると、セロトニン不足になることがあります。セロトニンとは、幸せホルモンとも言われるもので、気分に影響を及ぼしたり、からだにさまざまな症状をもたらしたりするものです。
よって、月経周期のホルモン変化によりセロトニンの分泌量も変化し、精神的不調を招くことでPMDDが生じます。
◎PMSやPMDDの対処法は
どちらもホルモンが関わって起こることなので、ホルモン状態が安定していれば症状の改善が見込めます。
手っ取り早く、最も多く使われているのが低容量ピルです。
低容量ピルは種類によっても効果が若干異なります。
1相性:1シートの錠剤の中でホルモンの配合量が変わらない
2相性:ホルモンの量が2段階に分かれている
3相性:3段階に分かれており女性のホルモン周期に合わせた飲み方ができる
上記のような3種類に分かれています。
より自然なホルモン状態に近く、副作用も出にくいのは3相性のものです。そしてPMSにも最もよく使われます。
アンジュやトリキュラーなどが3相性のピルです。
ただ妊娠を希望している場合、ピルは第一選択として使えません。
そこでよく用いられるのが漢方薬です。
腹痛が強く出たり、生理で便秘になったりする方は桃核承気湯がおすすめです。気分が晴れずのぼせてしまう方にもよく処方されます。
生理中はとにかく体が重いとか頭痛がひどくなると言う方には当帰芍薬散がおすすめです。
イライラしたり眠くなったり、精神的な面での不調が出やすい方は加味逍遙散をよく使います。
◎私が実践している対処法
私は3相性のピルを服用していますが、それだけではイライラしたり気分の落ち込みがすごく強く出てしまっていました。
そこで、病院へ行き相談したところ漢方薬を処方してくれました。
イライラがひどく生理前の便秘も気になるなど気になる症状を全て伝え、桃核承気湯を処方してもらいました。
イライラには加味逍遙散がいいと書きましたが、桃核承気湯も十分にイライラを抑えてくれて、生理前に感じているいつものイライラや気分の落ち込みが嘘のようになくなりました。便秘にももちろん効果抜群でした。
またそれ以外に自分で試した方法はハーブティーを飲むことや、お香やアロマなどの香りもので癒されること、大好きな入浴剤を使ってゆっくり入浴することです。
ルイボスティーも気分を落ち着かせてくれたり、生理中のむくみにも効果がありますので、よく飲んでいます。
また、たんぽぽ茶も自律神経に作用してくれるので気分を落ち着けると言う意味ではいいかもしれませんね。
アロマは月1でご紹介している記事があるのでそちらを参照いただけると嬉しいいです。
お香に関しては最近の記事でも書きましたがこの記事です。
また最高の入浴法に関しても以前まとめて記事があります。
こんな感じでしょうか。
私が実践していることは割と一般的なものかもしれませんし、ハーブティーなどのリラックス法は劇的に症状を変えてくれるものではありません。
一番は病院へ行き自分に合った薬を処方してもらうことですが、もしそこまでじゃないなと言う方がいましたら、今回おすすめしたリラックス方法を是非試してみてください(*´ω`*)
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