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生き方・思考法

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2024年8月の記事一覧

感謝は「求める」よりも「与える」

感謝は「求める」よりも「与える」

人手不足と言われる中でも、介護現場で働こうとする人はそれなりにいる。

これは非常にありがたい話である。しかし、面接などでお話を聞いている段階でお断りすることがある。

実際に働いてもみないうちに不採用とするくらいだから、余程の人だろうと思われるだろうが、そうではない。むしろ、常識はそこそこあるし挨拶もできる。介護で働こうとする動機も本人なりに明確になって応募している。

それなのに、なぜ働く前に

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「やりたいこと」って忙しい中でこそ、やったほうが良いと思う

「やりたいことがない」「好きなことがない」と言う人がいるが、細かく聞いていけば結構見つかる。

「やりたいこと」は、別に社会的に意義のあることでなくていい。
極端なことを言えば、「毎週ジャンプを読む」「ローソンの新発売のスイーツを食べる」だって「やりたいこと」だ。

「好きなこと」は、何も他人に賞賛されるテーマでなくてもいい。
そもそも「好き」とは誰か見せる前提のものではなく、むしろ人知れずにやる

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「この苦しい人生を何とかして楽にしよう!」と躍起になるより

「そもそも生きるって大変なことだな」と認めてしまったほうが

気持ちは多少楽になることに、最近気付いた。

コスパを気にする人ほど、結果的に浪費している。

それは目に「見えるコスト」である価格だけ見て、

そこに至る自身の時間配分や動き方・ちょっとした

消耗品・周囲からの配慮などの「見えないコスト」に

無頓着だからだと思う。

人生を有意義に過ごすことは大切。

しかし、何を持って有意義なのかは人それぞれ。
また、不完全燃焼でモヤモヤする日だってある。

そこで自分にとっての有意義な生き方を考えたり、
有意義でない日の捉え方を考えることも有意義な
だと思う。

まぁ、無理して有意義にする必要もないが。

「引き寄せの法則」に関する本を読んだ。

問題や不安などを考える時間を限りなくゼロにして、

自分が望む生き方を具体化して行動することが結果に

つながるということだと解釈した。

なお、宇宙とか波動とかの話はよく分からなかった。

自分を責めるのは楽しいかね?

自分を責めるのは楽しいかね?

自分を責めてばかりの人がいる。

自分を責めるとは後悔ともまた違う。まして反省でもない。

――― なぜ、自分を責めるのか?
――― なぜ、自分を責めることに時間を費やすのか?

それは、そのほうが楽だから。

何かを失敗したとき、人間は落ち込む。しかし、失敗において大切なことは分析と改善である。そのために時間と労力を要する。

一方、そこで自分を責めることは、失敗という事実から目を背けられるし、

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仕事をしている自分には価値があって
仕事をしていない自分には価値がない

―― そんなバカな話があるものか。

生きる価値とは、経済活動だけではない。

仕事をしていても、仕事をしていないときでも
何もしていなくても、生きているだけで上出来。

―― 自分だけが大変

―― 自分はかわいそうな存在だ

―― みんな自分のことを分かってくれない

こんな悲劇の主人公を演じても誰も感動しない。

とっとと悲劇の舞台の幕を閉じて、一度きりの
人生を喜劇にするための準備をしよう。

生きるうえでニュースによる情報はさほど重要ではない。むしろ、観ないほうが色々と捗る

生きるうえでニュースによる情報はさほど重要ではない。むしろ、観ないほうが色々と捗る

テレビもネットも含めて、ニュースというものを視聴しなくなって5年以上が経過する。

ニュースを観なくなって困ったことはない。むしろ、どうでもいい情報に不快感を抱くことが少なくなって、精神的に良いと思っているくらいだ。

もちろん、仕事に関することや気象情報くらいは目を通す。それは生きるうえで最低限必要だからだ。

しかし、それ以外は自分が興味を抱いたことを除いて、情報収集といって無闇にニュースに飛

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スキルアップ・キャリアアップの道標を職場が準備して当然という風潮

スキルアップ・キャリアアップの道標を職場が準備して当然という風潮

求人広告を見ると、賃金はもとより「スキルアップ」や「キャリアアップ」もアピールポイントになっている。

充実した教育制度、資格取得の支援、職務段位といった求職者が自分の将来をイメージできるようなPRをする。

これにより求職者は「ここなら自分を成長できる」と期待して、賃金などと総合的に判断して応募を決める。

特に未経験で応募する場合は「初心者の自分なんかが働いていけるのだろうか?」と不安に思うた

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他人の悪いところばかり探す暇があれば自分の日々の行いに目を向ける

他人の悪いところばかり探す暇があれば自分の日々の行いに目を向ける

職場ではスタッフ間での不満が噴出することがある。
いわゆる人間関係の話であるが、例えば次のような話が出てくる。

「Aさんは口調がキツイので、あれだとお客さんが恐がってしまいます!」
「Bさんは作業が雑なので、フォローする身にもなってほしいです!」
「Cさんは口ばかり動かして、手を全然動かさないのイライラする」

そして、次にはこのような不満に対して「上の人間は何もしてくれない」「会社は動いてくれ

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