- 運営しているクリエイター
#エッセイ
好きなことを仕事にしろとは言わないけど、挑戦くらいしても良いよね
世の中には、「好きなことを仕事に」と「好きなことは仕事にしない方が良い」という正反対の意見がある。
私はといえば、高校生の頃もっぱら後者だった。
好きなことが仕事になると楽しめなくなるに決まってる。それに何より、自分より才能のある人たちと戦える気がしなかったからだ。
だから、小学生の頃から好きだったイラストは、仕事にするという選択肢からさっぱり除外された。
その判断は果たして正解だったのかと
たとえ人間じゃなくても愛して欲しい
それは、今日のゲリラ豪雨のような感情。
激しさを連れてひとしきり降ると、途端に静けさを取り戻す。
好きな人の前では冷静で居られない。
友達とか、仕事仲間とか、そういった人たちの前では極めて冷静でいるつもりだ。特に、ネガティブな感情はコントロールできていると思う。
だけど、それが恋人の前だと、途端に制御できなくなる。大げさな音を立てて降る雨粒。やがて、嘘みたいに静かになる瞬間。
だから、恋人と
デート記録〜築地・銀座編〜
衝撃だった。ここは日本か?と疑った。
築地本願寺の写真を目にした時の感想だ。
急いで彼に連絡を入れた。
私の発言がIQ2くらいなのは置いといて、とにかく興奮が収まらない。
私は、普段の生活とは異質な場所が好きだ。日常からかけ離れていればいるほど良い。
一瞬で昭和にタイムスリップできる純喫茶や、まるで建物の中を切り取ってイスラムの国を当てはめたような東京ジャーミィが好きだ。
だから、インド様式
「やりたいことがあるのに出来ない」は嘘だ
(photo by けんもつ)
友人は、オペラ歌手を目指して音大で勉強している。
彼女は情熱的で、でもその目はいつも冷静に未来を見据えている。
彼女を見ていると、「やりたいことがあるのに出来ない」は嘘だと思い知らされる。
音大生は忙しい。毎日のレッスンに加えて、言語や文化の勉強も欠かせない。過去の作品を見て研究する時間も必要だ。
センスや感性で成り立つ世界と思いきや、意外と理系的な要素がモ
君はこじらせているんじゃなくて純粋なだけ。
私の好きな人は、自分を「こじらせている」と評価する。
光より陰、中心より端っこ。社会の中で権力を握るリア充達とは隔離された場所に、ポツリと佇む人間。彼は自分自身で、決めつけという呪いをかけていることに気が付かない。
私からすれば、彼はこじらせているというより純粋だ。
恋愛に冷めていると言いつつ、別れ際のキスを喜ぶ。「別れるのにエネルギーを使うので、もう別れたくない」と、ともすればプロポーズのよう