7月29日(木)、第1048回 「見損なう」
「見損なう」とは、
他人様の人格や人間性など、
その評価をあやまってしまう
ことを言います。
他人様に向けて、
これ見よがしに、
「見損なったよ!」と、
捨て台詞していくひとも多い
のですが、
ひとを見る目がなかったのは、
他でもない、
この、わたくし自身なのです。
そもそも、
ひとも、ひとの心も、
諸行無常なのですから、
晴れの日もあれば、
曇りの日もあれば、
雨の日だってある。
わたくしが、
想像さえもしていなかった、
他人様の一面が見えたとて、
それは、
「損なう」どころか、
むしろ、今、見えて
「得した」
ぐらいに構えておくことが、
大切なのです。
究極、
良いひとも、
悪いひとも、
世の中には存在していません。
存在しているのは、
今は、よく見えるひと、
今は、悪く見えるひと、
ただ、それだけなのです。
感謝、合掌
慈永
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