コウ先生の歴史教室

私立中高一貫校の社会科現役教員です。 現状「諭吉noter」(お金はありません) 福沢諭吉の教育論を現代語に要約して、教育について考えたことを発信しています! 教育について考えるきっかけとなってくれれば嬉しいです。 更新ゆっくりですが、高校日本史の学習教材と解説を配信しています。

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  • イラン旅行記

    2018/12/28~2019/1/5に旅したイランの旅行記です。 日本人にあまり身近ではないイランの魅力を伝えられるよう頑張ります!

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コウ先生の歴史教室サイトマップ(24/6/26更新)

🌈自己紹介私立の中高一貫校で社会科の教員をしていますコウちゃんです。プロフィール画像は昔の生徒に描いてもらったものです。(実際よりとても若い) 配信している内容は以下の通りです。 ①福沢諭吉の教育論から現代教育を考える。…ほぼ毎日更新中 福沢諭吉の著述や演説を現代語でおおまかに要約して、そこから考えたことをまとめています。 ②自分自身の教材作成技術の向上も兼ねて、大学受験に向けた高校日本史の学習教材を配信しています…週1・2回更新 ③イラン旅行の記録…だいたい週1回配信

    • 日本史学習サイト作りました!!

      おひさしぶりです。 noteで配信していた日本史フローシートをまとめたホームページを作成しました!!デザインなどはまだまだ発展途上ですが、フローシートは通史で完成しました!! 受験生のお知り合いなどに紹介していただけると幸いです!!!

      • イラン旅行記⑪~ヤズド後半、ゾロアスター教の聖地へ

        お久しぶりです。 投稿期間が開いている間にイランとイスラエルの戦争まで始まってしまいましたね。戦争はとりあえず脇に置いて、素晴らしい文化遺産のあるイラン旅行を終わりまであと少し紹介したいと思います。 前回、ゾロアスター教の中心地ヤズドに残る「沈黙の塔」を紹介しました。この記事ではその後に巡ったゾロアスター教の寺院と聖地を紹介したいと思います。 ①ゾロアスター教寺院 沈黙の塔を後にして再びタクシーで市街地に戻り、ゾロアスター教の拝火神殿へと向かいました。ゾロアスター教はイ

        • イラン旅行記⑩~ヤズド前半、鳥葬の地へ

          こんにちは イランの旅も終盤に入ってきました。 前回は、ペルセポリス観光後のシーラーズでの市内観光を紹介しました。 そしてこの度3回目の夜行バスを用いて、ゾロアスター教の中心地ヤズドへと向かいました。 ① ゾロアスター教 現在のイランはイスラーム教を中心とした国ですが、7世紀にイスラーム勢力によってササン朝が征服されるまでは、ゾロアスター教が広く信仰されていました。 今では少数派となってしまい、世界史を勉強していなければ聞き慣れない宗教です。まずは簡単にゾロアスター

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          イラン旅行記⑨~イラン屈指のインスタ映えスポットへ

          お久しぶりです!! 旅行をきっかけにnoteから離れていました! 随時再開していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします! 少し、間隔があいてしまったので、おさらいです。 前回は、シーラーズからバスツアーでアケメネス朝ペルシャの都ペルセポリス遺跡を訪ねました!! ツアーは半日で終わり、今回ご紹介するのは、その日の午後のシーラーズ市内の観光です。では!! ① エラム宮殿 エラム宮殿はカージャール朝(1779~1921)時代に作られた宮殿です。エラムというのは「

          イラン旅行記⑨~イラン屈指のインスタ映えスポットへ

          お久しぶりです!! 先々週旅行に行った後、疲れて離れていました。 赤ちゃんとの旅行の大変さを思い知りました。 息子は4か月になり、最近、寝返りが出来るようになったのですが、自分で戻ることはまだ出来ず、自分で寝返りをしては数分後疲れて泣くことを繰り返してます笑。

          お久しぶりです!! 先々週旅行に行った後、疲れて離れていました。 赤ちゃんとの旅行の大変さを思い知りました。 息子は4か月になり、最近、寝返りが出来るようになったのですが、自分で戻ることはまだ出来ず、自分で寝返りをしては数分後疲れて泣くことを繰り返してます笑。

          福沢諭吉『徳育如何』③~自主独立の世論に合わせた道徳教育をすべし

          こんにちは 以下の記事と合わせてこちらの記事で『徳育如何』全訳完成になります!! 前回のパートでは福沢は若者の不遜軽躁の原因は明治維新によってもたらされた社会の気風(公議世論)にあると説きました。  今回のパートではまず若者の不遜軽躁を幕末・明治維新を経験した世代が責めることが出来るのかと疑問を投げかけ、直接それを責めることの無意味さを福沢は指摘します。  そのうえで、どのような道徳の教えも公議世論の制約を受けることを、同じ儒教が学ばれた中国と日本の主君への仕え方の違いの

          福沢諭吉『徳育如何』③~自主独立の世論に合わせた道徳教育をすべし

          イラン旅行記⑧~ペルセポリスへ

          こんばんは 前回は、シラーズ市内のモスクを紹介しました。 今回紹介するのがイランで最も有名な遺跡であろうペルセポリス観光を紹介します! ① ペルセポリスの歴史 まず、ペルセポリスについて簡単に歴史を紹介します。 ペルセポリスはアケメネス朝ペルシャ(前550~前330)のもう一つの都です。生の由来はギリシア語で「ペルシア人の都市」という意味です。最盛期の王ダレイオス1世(位前552~前486)の時代から造営が開始されました。 スサが行政的な都であるのに対して、ペルセポ

          イラン旅行記⑧~ペルセポリスへ

          福沢諭吉『徳育如何』②~若者の不遜軽躁の原因は明治維新による社会の気風

          こんにちは 前回のパートで教育の根本は先祖遺伝の能力、育った家風と、社会の公議世論であり、教育において学校教育よりも公議世論の影響の方が大きいことを福沢は論じていました。 今回のパートでは若者が不遜軽躁になった理由を学校教育ではなく、当時の公議世論であると主張しています。福沢がどのように明治維新を見ていたのかをうかがい知れるという点も面白店の1つです。 要約 世の教育論者は、若者が不遜軽躁になったのは学校教育が徳育をおろそかにしたことが原因であり、儒教を道徳教育に用いるべ

          福沢諭吉『徳育如何』②~若者の不遜軽躁の原因は明治維新による社会の気風

          福沢諭吉『徳育如何』①~教育における社会の影響の強さ

          こんにちは  今回紹介するのは『徳育如何』という一冊の本として出版された小冊子です。緒言にある通り、元々は時事新報の社説でそれをまとめたものです。 出版されたのは明治15(1882)年、自由民権運動が盛んだったころです。当時政府では、道徳教育の軸を西洋流とするか儒教とすべきかで政府内で議論が交わされていました。当時の子弟が品行を欠き、徳育が廃れているのを解決するために、儒教を学校の道徳教育の中心にするべきだと保守派は主張していました。それに対して福沢は反対し大きな議論を呼び

          福沢諭吉『徳育如何』①~教育における社会の影響の強さ

          執権政治の成立「学習プリント」⑯つき

          こんにちは 今回のテーマは執権政治の成立です。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のまさにクライマックスのあたりの話ですね。ドラマとして非常に面白かったです。 プリントは頼朝の死から3代執権泰時の時代までを幕府と朝廷の動きの軸をもとに作っています。 解説は全文無料です。リポストで無料になります。 解説① 13人の合議制  鎌倉幕府を築いた源頼朝は征夷大将軍に任命されてから7年後、相模川の橋供養からの帰路で体調を崩したことをきっかけに亡くなりました。理由は定かではありません。頼朝

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          執権政治の成立「学習プリント」⑯つき

          平氏政権~鎌倉幕府の成立「学習プリント」⑮つき

          こんばんは 久しぶりの通史の更新です。 このフローシートでは平氏政権~源平の争乱~鎌倉幕府の成立までの流れをまとめました。いつ鎌倉幕府が成立したのかは、よく議論に上がるテーマですが、とりあえず頼朝の征夷大将軍就任までを扱っています。 解説は全文読めます!!プリントのみ有料とさせていただいてます。 twitterでリポストしていただければ、プリントは無料です。 解説①平氏政権の特色  保元・平治の乱を勝ち抜いた平清盛は、妻の時子の妹滋子(建春門院)が後白河上皇お気に入り

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          平氏政権~鎌倉幕府の成立「学習プリント」⑮つき

          福沢諭吉「小学教育の事 四」~道徳教育

          要約小学校で道徳心を養うために『論語』・『大学』を教科書として用いるべきだという意見がある。 日本の小学校の現状は、下層の人々の子どもが字や算数を習得すれば満足であるというようなものである。 技芸でも道徳でもこれを教えるにあたって順序を誤り場所を誤る時は、有害無益である。現在の小学校はレベルの高い技芸・道徳を教える場所ではない。 小学校の教育はいつ退学しても幾分か生徒が実際に役立つものを身に付けて、生涯の宝物となすべきであることが私の持論である。そのため、学校は庶民のた

          福沢諭吉「小学教育の事 四」~道徳教育

          記事に載せ忘れたシーラーズでのお土産。ペルシャモザイクのペンケース。その時はとても魅力的に見えたが使い勝手は悪く置物状態です笑。 高いものはもっとモザイクが綺麗でした。

          記事に載せ忘れたシーラーズでのお土産。ペルシャモザイクのペンケース。その時はとても魅力的に見えたが使い勝手は悪く置物状態です笑。 高いものはもっとモザイクが綺麗でした。

          イラン旅行記⑦~シーラーズ観光1日目、鏡のモスクへ

          こんにちは 週刊イラン旅行記です。 前回はジッグラトのチョガ=ザンビール遺跡の観光について紹介しました。 そしてアフワーズに戻り、そこから2日連続で夜行バスでシラーズへ!! グーグルマップだと約7時間ですが、夜行バスはもう少しかかったと思います。朝6~7時くらいにシーラーズに到着。 バスターミナルからタクシーでシーラーズ中心部へ移動。 さすがに2日連続の夜行バスは体に堪え、アポなしでAryo Barzan Hotelに朝から部屋に入れてもらいました。料金は朝食付きで1

          イラン旅行記⑦~シーラーズ観光1日目、鏡のモスクへ

          福沢諭吉「小学教育の事 三」~ひっ算か算盤か

          前回のパートでは小学校の初めに平仮名か片仮名か、楷書か草書か、どちらを先に述べるべきか論じていました。 今回のテーマはひっ算かそろばんどちらが大切かというテーマです。ですが、後半は小学校教育から脱線して帳合の方法について論じてます。 身分制度がなくなったとは言え、身分意識も強く経済的・智識的な格差も大きかった時代において、上流階級と下層階級が同じ方法を用いることを重視しています。 要約ひっ算と算盤どちらも便利だが、算盤が一般的な現在の社会ではひっ算は不便であると言わざる

          福沢諭吉「小学教育の事 三」~ひっ算か算盤か