ツッキーと私 (1800字小説)
ツッキーは人の話を聞かない。
いつも うんうんと言って聞いている風だけど、実は全然聞いていない。長い付き合いではないけど、もう彼のことは理解した。
「聞いてる?」と聞くと、とりあえず「聞いてるよ」と答える。
この間も、話をしているけど全くかみ合わない。きっと適当に、あてずっぽうで返事をして、あてずっぽうで会話をしているのだ。こんな調子だ。
私「おはよう」
ツ「どういたしまして」
私「今日は暑いね」
ツ「ほんと、足が筋肉痛だよ。」
私「最近面白い事あった?」
ツ「うん、ちゃん