白い夢 (800字小説)
昼間の夢は背景が白い。夢の中で私は世界の理想を聞かれた。夢の住人は名をユメといった。この世のすべては嘘だと、ユメは言う。
私 「好きな人たちに囲まれていたい」
ユメ「人のつながりはすべて点でありすべて嘘」
私 「ストレスの少ない社会がいい」
ユメ「ストレスのような不快感は人の脳の欠陥か、あるいは危機察知のアラーム。人の欠陥は受け入れるがこのアラームは代替可能。よってすべて嘘」
私 「怒っている人が少ない社会がいい」
ユメ「怒りは真の危機を察知するためのアラーム。これも代