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カマキリのくるぶし
2017年5月6日 09:55
一昨日は新人異動者のディレクターに混じり『プランニング研修』に参加。目下、人生のプランニングを修正する必要性に迫られている今の僕にはいろんな意味で必要な研修である。たぶん。研修では3C分析などのプランニング手法や広告のセオリーについて触れたあとに講師の仕事紹介があって、特に印象に残ったのが企業ブランディングの仕事だった。企業の中にいる人が気づいていない魅力を言葉にしながら、5年後、10年後も普
2017年4月27日 07:47
4年前、「コピーライターになる」と言って転職した。一見チャレンジングに見える。が、正直言って、コピーライターになりたいと思ったのは、純粋培養の前向きさからではなかった。前の仕事が向いてないなと思っていたし、なんか疲れたなとも思っていた。どこかで満たされていない感覚があった。そして、コピーを書いた方がホームランを打てるのではないかと根拠のない自信を持っていた。ホームランはまだ打っていない。ヒ
2017年5月14日 11:54
「相手が欲しいのはドリルではなく穴である」という言葉。マーケティングの格言らしいのだけど、日々のコミュニケーションを考える上でも左脳に貼り付けておきたい言葉だなあと思う。一昨日、チームメンバーが顧客対応に苦戦し、結果的にうまく行かなかったことがあった。うまく行かなかったというのは相手のオーダーに応えられなかったということである。序盤にボタンを掛け違えたまま結局最後まで行ってしまった。複数の関係
2017年2月6日 04:50
平野啓一郎さんの小説、『マチネの終わりに』をようやく読み終えた。年明けから読み始めたのでおよそ1ヶ月かかったことになる。先が気になってしょうがない小説ではあったけれど、それ以上に先を知るのがもったないようなどきどきするような、そんな小説だった。なので、他の本と並行して読んでいたとはいえ、「すこし愛して、ながく愛して。」というサントリーレッドの名コピー(糸井重里さん作)を思い出しながら、ちびちび読ん
2017年7月2日 13:51
つい先日、大好きな会社の中途採用募集に応募した。ただ、好かれたいあまりにかなり力んでしまった。書類から伝わる鼻息で採用担当者の前髪を揺らせるほどに。高校生活の飛躍を夢見た男子が入学前に髪を金髪にする。それと似たような心情がうかがえる志望動機を書いた。高校デビューするときの気持ちってこんな感じなのかな。この歳になるまでその気持ちを考えたこともなかった。思いがけぬ空回りに都
2017年6月4日 21:07
先々週の土曜日、友人に誘われてフットサルをした。ボールと久しぶりに遊んでみていくつか感じたことがある。例えば、キャプテン翼には負けるけれど『ボールは友達の友達』というくらいの関係性を保つことの大切さ。それから何かを友達と捉えることの妙である。まず、『ボールは友達の友達』と言えるくらいの関係性を築くことについて少し考えたい。今に始まったことではないけど、ここ最近より一層「自分が何者でもない」状況
2017年4月14日 00:20
星野源さんの「くせのうた」という曲に、以下のような歌詞がある。↓引用寂しいと叫ぶには 僕はあまりにくだらないわかる。とてもわかる。同じように、自信がないと叫ぶには 僕はあまりにくだらないと思うことがある。例えば仕事において、自信がないっていうのは、怠慢かもしれない。自信があるのと他者評価が高いことは別物であるという前提で。不安も多少あるだろうけれど。自信
2017年3月20日 01:13
外向的な性格が良しとされる世の風潮がありますが、とある歌と、とある本によって、そんなありきたりなものの見方なんて改めてしょーもないと思いました。まず、敬愛するキリンジの歌に『ナイーヴな人々』という歌があります。歌詞の一部は以下のようなもの。※アルバム『11』収録■『ナイーヴな人々』医者が言ったよ 励ましの言葉は禁物です、って そうなの? それはそれで 正しかろうが 君に僕は期待してんだ
2017年2月12日 17:26
「武蔵新城ってなんだか、目尻の皺みたいな街ね。」と架空の彼女が言う。「目尻の皺みたいな街ってどういう意味?」と僕がきく。「それはお互いもう少し人生経験を積まないと説明も理解も十分にはならない。」と架空の彼女。武蔵新城。ここではJR南武線「武蔵新城駅」周辺のことを指す。一応南武線の快速停車駅であり、南武線において4つある「武蔵○○」のうちの一駅であり、また、近年、再開発で目覚ましい発展を
2017年1月10日 02:06
ファイナンス思考、論点思考、仮説思考、エッセンシャル思考…さまざま〇〇思考が世の中にはありますが、最近気になるのが”お惣菜思考” この「お惣菜思考」とは何か。それは、簡単に手に入る、誰かの意見や考えのことを言います。と、思いました。『受け売り』とも言えるでしょうか。例えば、SNSはもちろんのこと、yahooニュースやNewsPicksなどで、あるニュースの下部に知識人や一