![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127027561/rectangle_large_type_2_9373bd9e5387edac1ea9feb3ceed212a.png?width=1200)
腸活は、朝がチャンス!朝納豆が腸に最強なワケ
納豆は、毎日1パックは食べたい食材。栄養が優れているので基本的にはいつ食べても良いと思いますが、より「美と健康」を求めるなら、朝がおすすめ。その目的は、腸です。
腸を元気にする=効率良くキレイになれる
腸は、美と健康に大きく関わっています。美肌などの美容面はもちろん、便秘改善や免疫強化、ストレスに負けないメンタルなど、心身の健康面でもメリットを期待できます。
腸活には色々な方法がありますが、お金や手間がかかるものは継続できませんよね。どの方法なら最小の努力で効率良く結果が出せるか調べた結果、私は「朝の納豆」がベストだと思いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1704678824062-uRWGN9nupa.jpg?width=1200)
朝=水溶性食物繊維を摂る最高のタイミング
では、どうして朝の納豆が効率良いのでしょう?
朝ごはんを食べると、胃と腸が一気に動き始めます。腸が活発に動くと腸内では善玉菌が増えるのですが、このタイミングで水溶性食物繊維(腸内細菌のごはん)を摂っていると、さらに善玉菌が増えて腸内環境が改善することがわかったのです。
つまり腸内環境を良くするなら、朝がチャンス!朝ごはんで水溶性食物繊維を摂ると、お腹の中にいる善玉菌も朝ごはんを食べてもりもり増え、あなたの美と健康のために元気に働いてくれるのです!
しかも納豆には「水溶性食物繊維」はもちろん、同じく腸内細菌のごはんとなる「※レジスタントプロテイン」も含まれているので、朝納豆はまさに、腸美人になる超美人法!結局のところ、伝統的な食習慣というのは、体に合うってことですね。しかも納豆はコスト面でも手軽に続けられることが大きな味方です。
※レジスタントプロテイン
胃で消化されにくい、難消化性(レジスタント)のタンパク質(プロテイン)のこと。レジスタントプロテインは小腸で吸収されず大腸に到達し、さまざまな健康効果を発揮することがわかっています。
ちなみに粒の納豆より、ひきわり納豆の方が表面積が広いので、納豆菌がたくさんいます。納豆菌も腸内環境を良くする強い味方。選ぶなら、ひきわりがおすすめです。
![](https://assets.st-note.com/img/1704680145076-z20h7q51BK.jpg?width=1200)
朝納豆で、体内時計リセット&腸内環境UP
朝ごはんで「納豆ごはん」を食べると、「炭水化物+たんぱく質」なので、体内時計のリセットもバッチリ完了できます。朝納豆は、簡単で美味しいのに、良いことづくめ。だから私は毎日、朝納豆!娘には、離乳食から納豆を食べさせています。おかげで家族揃って、便秘知らず。滅多に風邪もひきません。
腸内環境を整えることは、お通じだけでなく、美肌や免疫力アップ、メンタルの安定など良いことばかり。今一度、朝納豆を見直してみてくださいね。
毎朝納豆が飽きちゃう人は、「しそ風味」「わさび風味」など、バラエティに富んだ納豆も発売されていますので、色々と楽しむのも良いですね。ひきわり納豆は、お味噌汁に入れても美味しいですよ。
納豆が苦手な人は・・・
納豆が苦手な人は、朝ごはんで他の水溶性食物繊維を意識すると良いですよ。
水溶性食物繊維は、わかめや昆布などの海藻類、ごぼうなどに多く含まれています。また時間割美容の一押し!「朝ごまトマトジュース」にも、水溶性食物繊維が含まれていますので、ぜひお試しあれ〜!
・
**プチ美容講座 食物繊維は腸の強い味方!**
![](https://assets.st-note.com/img/1704681665138-g0E5UOOmn1.jpg?width=1200)
食物繊維は二種類あり、特徴をひとことでいうと
・水溶性食物繊維 →腸内細菌のエサになる・血糖値の上昇抑制を助ける
・不溶性食物繊維 →ウンチの量を増やす・腸の蠕動運動促進
どちらも腸に良い影響を与えてくれますが、こと「美と健康に役立てる」ためには、水溶性食物繊維が良いことがわかっています。しかも現代人に不足していると言われているのも水溶性食物繊維なので、意識して摂りたい栄養素。
「食物繊維」と聞くと、ゴボウやキノコなどを想像する人も多いかもしれませんが、実は納豆には、これらより多く食物繊維が含まれているだけでなく、二種類の食物繊維がバランスよく含まれています。
納豆1パック(50 g)と、他の食品(可食部50 g)との比較
えのきたけ(生) 1.95g(水溶性0.2g /不溶性1.75g)
ごぼう(生) 2.85g(水溶性1.15g /不溶性1.7g)
さつま芋(皮なし焼き) 1.75g(水溶性0.55g /不溶性1.2g)
糸引き納豆 3.35g(水溶性1.15g /不溶性2.2g)
参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
こうしてみると、納豆がいかに食物繊維豊富で、そのバランスも良いか、分かりますよね〜!朝ごはんで納豆を食べて、美味しく効率よく美と健康を手に入れましょう!
【参考文献】
金 鉉基 柴田 重信(2019)「時間生物学を利用した機能性食品開発~イヌリンのヒト試験を中心に~」生物工学 第97巻 第11号