手縫い指導は激ムズ超難関!だけど…
こんにちは。ぐうぽんです。
5年生の1学期最大の難関は、なんといっても手縫い。
1ヶ月にわたる、私と児童の頑張りをまとめてみます。
玉結び、玉止めに四苦八苦
この単元では、まず針と糸ではどんなものができているかを探させ、どんなことができるようになりたいかをクラスルームに共有してもらいました。
次に、裁縫箱を開けてそれぞれの名称を知り、いよいよ練習布で縫い方の練習に入りました。
そこに現れるのが、いきなりの難関。
玉結びと玉どめ。
これにほぼ全員が四苦八苦していました。
なぜそうなるのか。
手縫いの経験者が圧倒的に少ない!
これは年々強く感じていますが、家庭における経験の少なさが、学習面で大きく影響しています。
既に経験のあった子は基本の縫い方もスムーズですが、そもそも針と糸を持つのも初めての子にとっては、至難の業の連続。
特に玉結び、玉止めは最難関とも言えるため、2時間でわずか1回しか作れない、なんていうのもザラでした。
いかに家庭での経験がものをいうのか。
家庭科という教科の特徴を如実に表す単元と言えます。
少しでも家庭で経験する機会を与えてほしいな、と指導して思いました。
泥臭い練習こそが、輝きを呼ぶ
練習布での基礎練習が終わったら作品を作りました。
今回は教科書に沿ってミニバッグを作ってもらいました。
当たり前ですが、こうした作品作りではどうしてもセンスの良さ、作業の速さ等で差が出てきます。
理想を描いても、現実では上手くできないことへの苛立ちを見せる子もいました。
それでも気持ちを切り替え、前を向いてまた取り組んでくれたので、それは彼らの成長と感じました。
最終的に締切日までに全員が作品を完成させ、提出できました。
最後の記念撮影では、児童一人一人は思い思いの作品を手に持って、手応えを感じさせるいい笑顔をさせていました。
その一方で思ったのは、とにかく今の子達は私たち世代以上に、結果を求められ過ぎているなーということ。
それは親を筆頭に社会全体に言えることで、いきなり良い成績、良い作品が出せる訳がないのに、それを求められる…
私もかつて何もやり方も分からずリーダーをやらされ潰れた経験があるだけに、その辛さを強く感じます。
どんな人であれ、必ず何度も練習をこなしてから物事は習得しています。
今できていることも、練習があったからこそ成り立っているのですから、できないことを責めることなどできません。
作品の良し悪しよりも、いかに泥臭く、もがきながら取り組めたか。
ここが学校における評価の最たるものであり、ここをしっかりと評価するのが担当の役目と思っています。
手縫い学習を終えて
最後のまとめでは、最初に提出した意見を再び見てもらい、自分の考えがどう変わったかをふり返ってもらうと、製作のみならず修繕に関する意見も出てきました。
家庭科の目標である「自分でできることを増やす」に即した意識に、児童も変化しつつあるのかなと感じました。
その一方で、テストは全体的に点数がやや低く、技術を言語化する難しさを感じました。
(例の小テストはようやく実施できました)
そう考えると、プログラミングでの論理的思考は大切だな…と思いました。
これから夏休み。
児童たちには軽い宿題をお願いしましたが、どんなものがやってくるか。今から楽しみです。
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