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ほんのひととき編集部が気になった記事

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ここでは、旅と本のウェブマガジン「ほんのひととき」の編集部が気になったnoteをまとめています。おもに、旅や文化歴史にまつわるもの、本や書店を紹介したもの、ほんのひとときの記事を…
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#一度は行きたいあの場所

ぽん太の散歩道:神奈川県内あじさいのスポット三選

こんにちは。ぽん太です。そろそろ紫陽花の季節となってきました。今回は神奈川県内のおすすめの紫陽花スポット3か所をご紹介します。 1.開成あじさいの里2021年の6月に訪れました。多くの田んぼの畝に紫陽花が植えられており、壮観です。このような形で紫陽花を鑑賞できるところも珍しいです。近くには、わらぶき屋根のある瀬戸屋敷や、瀬戸酒造店などもあり、散歩にうってつけの場所です。 フォト マップ

ポルトガル ポルト1泊~女子ひとり旅日記~

リスボンで2日間を過ごし、早朝にポルトに移動する。日本からの移動3日、滞在3日の時間のない旅行なので、まだ暗いうちから動き出した。 まだ夜の気配しかない朝の5時台にホテルを出るのは、なかなかに緊張する時間だった。泊まったのがリスボンの中心地で、朝からバスや電車が動いていて良かった。そわそわしながらバックパックを抱えて出て、でも人がいなくても穏やかな街の様子が変わっていないことに安心した。 この滞在中に何度も通った中央の広場から、バスでSanta  Apolonia駅へ。こ

ポルトガル リスボン1日目~女子ひとり旅日記~

久しぶりのヨーロッパ。憧れのポルトガル。ドバイ乗り換えでほとんど1日かけてやってきたリスボンは、まだ少し寒く、でも街を歩くと汗が滲んでくる気候だった。 空港に着いたときにはエコノミークラスと時差ボケが効いて、ふらりとしていたけれど、着いてしまえば電車への乗り換えもそんなに難しくない。少し肩を強張らせて乗った地下鉄だったが、リスボンのそれは日本のものと同じように、程よく穏やかな空気が流れていた。 目的地のBaixa Chiado駅に着く。地下から長いエスカレーターで登りきる

【紀行文】黒き星が降る聖地を縄文人は目指した 信州の黒耀石体験ミュージアム

諏訪は黒耀石の古里 まずは霧ヶ峰白樺湖にて  諏訪に魅せられた。今年は旅に行こう。年初にそう決めた。  今回の旅は、テーマを「黒耀石をめぐる旅」と題し、友人と一泊二日で出かけた。諏訪には黒耀石の産地や関連する遺跡が数多くあることが分かり、いろいろと下調べを重ね、ぜひこの目で見たい! という場所を選んだ。  静岡県内を朝6時に出て、富士宮経由で中道を通り、中央自動車道に乗る。諏訪南インターで降り、そこから観光地としても有名な白樺湖方面に向かった。白樺湖で一休み。概ねここまで3

春爛漫東京ひとり旅 1日目

先日、東京旅行に行ってきました! 今回は、リッチに一泊二日。やりたいことをたくさん出来た二日間を記録したいと思います。 東京駅に到着したら、最初の目的地の最寄り駅である中目黒駅に移動しました。 せっかくなので、川沿いへ。 桜は満開を通りすぎて葉っぱも目立っていましたが、まだまだ綺麗。しかも、風に乗って桜吹雪になるのが美しくて、気持ち良い朝です。 桜を見ながら歩いていたら、目的地に到着しましたよ。 4階建ての特別なスタバ。オープンしてからずっと気になっていたのですが、

森鴎外も学んだ東ドイツの小さな街・ライプツィヒにて

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。 昨日ベルリンで年越しをしたばかりなのですが、新年早々やってきたのはザクセン州最大の都市・ライプツィヒ。 森鴎外も学んだ小さな町を、ふらっと歩いてみました。 ヨーロッパいちの駅 前回のベルリンで年を越し、新年早々やってきたここ、ライプツィヒ。 到着早々、駅の美しさに魅了されてしまいました。 実はこのライプツィヒ中央駅、2021年の「European Railway Station Index」という

パジャマで行ける本屋さんが四国にあったっていう話

ホテルの風呂上がりに行く売店感覚で、本屋に行ける宿。 夜、子供を寝かしつけた後、本屋に忍び込める宿。 子供をブランコに任せ、親は本屋でじっくり本を選べる宿。 朝、起きてすぐに、本屋でコーヒーが飲める宿。 おい!世の本(屋)好きの皆々様方!そんな楽園が四国にあるぞ!渡れ!瀬戸大橋!明石海峡大橋!!しまなみ海道!!! 徳島県は美馬市脇町にある泊まれる本屋さん、まるとしかく。こちらに家族4人でお邪魔してきた。四国の本にまつわる場所を、家族4人で巡る旅だ。 到着して、この

【香川】小豆島の瀬戸芸作品たち|わたしが旅するかわいい世界#2

「世界の宝石」とも言われる瀬戸内海。 そこに浮かぶ小さな島「小豆島」は、かつて行われたアート展「瀬戸内国際芸術祭」により、島中にアートが点在しています。 島をぐるっと1周するとなると、車でだいたい3時間ぐらいなんだそう。日帰り旅行にぴったり。 今回は2度目の訪問。 瀬戸内国際芸術祭は3年に1度開催されるらしく、2022年の開催で島内のアートがまた増えたとの情報が。 増えたアートのひとつに心ときめいてしまい、足を運んだわけです。 わたしたちが訪れたのは、2023年5

ポルトで「世界一うつくしい書店」を訪れて

ポルトガルを訪れて3日目、ポルトという街にやってきました。どこに行こうか調べているとき、真っ先に目に入った言葉がありました。「世界一美しいと言われる書店」。 リスボンからポルトに向かう特急に揺られながら、急いでチケットを予約しました。 その美しさに魅了され、ハリーポッターの作者もその執筆中に通い詰めたそうです。だからハリポタファンからの人気も高く、並ぶ覚悟でチケットを買う必要があると言います。 公式サイトから、日付と時間を選びます。30分ずつ区切られた時間から、12時を

ぽん太の東海道五十三次歩き旅(29)池鯉鮒宿→熱田宮宿

こんにちは。ぽん太です。3連休最終日は、暑さに参りながらも、なんとか熱田神宮のある宮宿にたどり着くことができました。 旅日記 2023年9月18日。今日は昨年11月に先回りして訪れた七里の渡し跡を目指して、7:30ホテルを出発。昨日の温泉の効能のおかげか、足取りは軽い。知立は鯉や鮒が多かったためか、江戸時代は「池鯉鮒」と書いた。途中知立神社に立ち寄り、その名の由来の御手洗池を見物。  昨日の暑さで、足が真っ赤に焼けているのにビックリ。  その後1号線や旧道を行ったり来たり

【紀行文】火山がつくった奇景~大室山と城ヶ崎海岸

大室山山焼きとシャボテン公園のかわいい動物たち  大室山は、約4000年前に平らな土地のところに突如として噴火口ができ、粘性の低い火山からの噴出物(スコリア)が積もったものらしいです。  お椀を伏せたような形であり、また後述する定期的な山焼きもあって木が全くないため、遠くからも「あれは大室山だ!」とすぐわかるものです。  その昔は、この「池」という地区で良質の葦をとるために約700年前から行われてきた伝統行事でしたが、今では観光の目的から毎年2月の第二日曜日を基準に行われ

名古屋メシとイルミネーション【名古屋小旅行】

こんばんは!グルメキャンパーあやです。 いつもいいねやフォローありがとうございます。 大阪↔︎名古屋間は、日帰りでも行けるほどの距離ですが、三重のなばなの里のイルミネーションも見るために、名古屋1泊旅行に行って来ましたので、気軽に行けるプランとしてご紹介したいと思います。 ◼️なばなの里 イルミネーション 以前から気になってはいましたが、行けていなかった、なばなの里のイルミネーション。 行く前までは(何の根拠もなく・・)大したことないかな〜と思っていましたが、予想以上に

【シンガポール歴史散策】東西の美が融合!プラナカン文化が根づくカトン地区を歩く

2023年2月に訪れたシンガポール。その中でもっとも印象に残ったのは、「カトン地区」と呼ばれるカラフルでフォトジェニックな建物が並ぶエリアです。 シンガポール観光ガイドブックの表紙になるほど写真映えする街並みが広がるカトン地区ですが、マレー半島、中国、そして西洋の文化が混ざり合うプラナカン文化が根づく歴史的な街でもあるのです。 今回は、カトン地区の写真とともに、プラナカン文化についてご紹介します。 そもそもプラナカンって?シンガポールやマレーシアには、「プラナカン」と呼

レトロな街で楽しむワーケーション

先日の地震で輪島のレトロな街並みがあのようなことになっているのを見て絶句しました。レトロな街並みは同時に耐震性や火災などのリスクが高いということに気づきました。今楽しめるのは現地にいる方々が大事に守ってきたということなんですね。 なんて言葉があるように、古きよき街並みを楽しめるのは限られた時間なのかもしれません。素敵な状態で保たれているうちにできるだけたくさんの素敵な街並みを見に行きたいなと思いました。 ということで今回は、 自分が行ったことがあるレトロな街並みを楽しめる