天文学的数字

豆粒。

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最近の記事

11月18日

11月18日 デザイナーが一般人より、ゴミの問題を気にかけやすいのは、単純にゴミというものが美しくないからだと思う。 暮らしの中で、美しくない物が側にある時、人は疲弊し、美しい物に囲まれていれば、創造性が生まれる。それは本質的な原則である。それゆえにデザイナーは「美しいものを作る」という仕事をするし、暮らしの中で「ゴミを処分する」ことも同様の価値と言える。 ゴミをいかに処分するかを突き詰めて考えて行くと、「ゴミを出さないこと」が理想であることに気づく。つまりゴミになるも

    • 10月4日

      10月4日 2拠点生活を数年間してみて想った事。 都会暮らしに嫌気がさして、田舎でのんびりと暮らしてみたい。だけど田舎に完全に移住してしまうのは不安だから、まずは都会と田舎の2拠点生活をしてみよう。それはとてもグッドアイデアだと思います。しかしそこには様々な問題もあります。同じことを考えている方に、私の経験をシェア致します。 私は10年程前から、2拠点生活に興味があり、実際に5年程前にそれを実行に移しました。今思えば、非常に未熟な部分があったし、だけどそれは「やってみな

      • 10月3日

        10月3日 何か一行だけ次の投稿を書いておく。これは継続のための、ある種のコツなんじゃないかと思う。 人は継続が苦手である。私もそうだ。おそらく大多数の人よりも特に苦手なのではないかと思う。だからどうすれば継続出来るかを考えて、調べて、色々と試している。その一つが、このnote投稿の場合「次の投稿を少しだけ書いてから止める」というものだ。ゼロから書き始めるよりも、圧倒的に作業に入りやすくなる。 これはnoteの投稿に限らずに、日常の作業や、皆さんのお仕事にもあてはまる部

        • 10月2日

          10月2日 足るを知る事。 私が登山を好きになったのは、一人で身体を動かすことが楽しかったり、自然が好きだった事もあるが、登山をしていると「足るを知る」感覚になれたから、というのもある。 登山をする時は、全ての持ち物を自分で運ばなくてはならないので、持ち物は「厳選」を経ることになる。沢山の物を担いで上がって、山の上で楽しみたいという人もいるが、どちらかと言えば少数派ではないかと思う。多くの場合、山歩き自体が「非日常」という楽しみを十分に含んでいるので、なるべく楽に歩いて

          9月30日

          9月30日 「豊かさ」は地球上にどれだけあるか、を考えてみる。 「豊かさ」と「貧しさ」は反対の意味。誰もが貧しさを嫌い、豊かになりたいと思っている。政治家は勿論、私も、子どもも大人も、著名人から名も無き誰もまで同じである。 「豊かさ」=「所有する量」-「必要な量」だと私は思う。 在庫の数が、必要な量に比べて少なくなると、「豊か」ではなく「貧しく」なっていく。貯金や収入に対して、どれだけのお金が必要かによって、リッチにもプアにもなる。時間についても同じで、限られた時間の中

          9月28日

          9月28日 ベッドを整えたら、洗面台横の蚊取線香にマッチで火を点ける。マッチを使う理由は、それがライターよりも原始的な道具であり、そういうものを使いたいからである。スイッチひとつでオン/オフの出来る商品ではなく、「マッチで線香に火を点ける」という習慣を私は気に入っている。 やかんにたっぷり湯を沸かし、沸騰を待つまでの間に洗顔をする。口の中を水で1度すすぎ、歯ブラシに歯磨き粉をつけてしっかりと歯を磨き、さらに2度、水で口をすすぐ。顔を水で洗って、ハンカチタオルで拭く。 や

          9月27日

          9月27日 掃除の仕方は人それぞれ。しかし効果的な方法はある。 30歳を越えた頃から、私は掃除が趣味になった。「趣味」という認識はないが、あらためて考えてみると、毎日やっている事で、割と楽しんでもいるので「趣味」と言えなくもないと思う。 20代の頃の自分にとって、掃除は苦痛であった。面倒で雑多な物事として掃除をとらえていた。「週に1回は掃除をせねば」というような意識が自分を苦しめていた。だが、はっきり言ってその考えは間違っていた。 掃除は改まってするものではない。年に

          9月26日

          9月26日 気温が下がると体調が良くなる傾向にあったが、今日はあまり快調とは言えなかった。むしろ不調である。息が苦しくなるような混乱が、一日の中で数回あった。 私は、鬱症状が発症してから、夏の間特に、眠る事が出来なかった。眠る事が出来ないという経験はこれまでにもあったが、これほど長い期間、それが続いたのは初めてだと思う。眠れないのに眠ろうとする行為が非常に辛く、眠れないのなら起きていれば良いと割り切ってから、少し精神的には楽になった。 眠れないというのは、覚醒している、

          9月23日

          9月23日 人類の進化がゆるやかな右肩上がりではなく、指数関数的な動きをしていることは多くの人が理解している。 長い狩猟採集の時代、農耕革命、科学革命、産業革命、IT革命、歴史の中で時代の転換点が訪れるスパンは、確実に短くなっている。地球に誕生した生命体の中でも特殊な存在である、人類は今、何かしらの臨界点のような場所に居るのかもしれない。それはシンギュラリティとも呼ばれている。偶然にも私はその時代を生きている。寿命までの間に、さらなる何かを経験する可能性が高い。 AIの

          9月22日

          9月22日 前の投稿から少し時間が経ってしまった。鬱の症状が出て、PCを開く事さえ出来なくなった。体調には波がある。本格的な鬱症状が出始めて2カ月経つが、まだ、酷い日には起き上がる事が出来ない。今日は比較的マシなので、これを書いている。といっても何かを書こうと決めて書き始めた訳ではない。 私たちが生きている2020年代の日本には、充分に発展した医療がある。平均寿命が80歳を超え、90代まで生きる人も多い。明治や大正時代を描いた物語を読んでいると、治療する事が出来ない病気が

          「野球場に繁茂した雑草」

          目の前に揺れている草の名前を私は知らないが、白い小さな花をつけ、微風に細く揺れているその姿は、癒しを私に与えてくれる。 19時を過ぎた。まだ薄明るく、日中の高温から解放されたとあってようやく、屋外へ出歩きやすくなり、ヒグラシが鳴くのを聴きながら私は夕涼みをしている。 野球場の奥には林があり、木々の間は既に闇が覆っている。その手前に立っている大きな人工物の照明は、間も無くこの球場を照らし始めるのかもしれない。あるいは、今日はどこのチームにも公園が使われる予定は無く、このまま

          「野球場に繁茂した雑草」

          「22世紀の民主主義」/成田悠輔 ×YouTube大学

          選挙の度に疑問を抱いていた事、 そこに解決策が示されている。 政治のアルゴリズム化は現在どこまで進んでいるのか、導入には何がネックになっているか、更なる詳細を知りたいと思ったし、今後も追いかけて行くべきテーマ。 ・日本を筆頭に民主主義国家は停滞、独裁国家や専制主義国家は成長していた ・「資本主義と民主主義の併用」の矛盾 資本主義:才能のある者に引っ張られて全体が成長する、一部の者に特権が集まる 民主主義:才能がある者も凡人も平等な1票、大多数(凡人)の意見が採用されてし

          「22世紀の民主主義」/成田悠輔 ×YouTube大学

          「おた、というのは名前らしい」

          喉が渇いている。生憎、水筒を持って来ていない。 書棚の前のテーブル席に腰掛けて、目の前には一冊の本がある。だが、今日は本を読んでも内容が頭には入って来ない日のようで、どうしたものかと考えている。こういう時には読む対象を気楽なものに変更するか、そもそも本の中身を頭へ入れようとする事自体を諦めて、文字を上から下へ、右から左へ目で追いかけるだけの、ただの肉体運動として切り替える。そんな事をしていたら、時間が勿体無いと貴方は思うのかもしれない。そう考える貴方へまず伝えなければならな

          「おた、というのは名前らしい」

          「随分時間が経ったけど、あの時の感覚と似ている」

          これが初めての投稿で、何から書き始めようかと考えていたが、未だnoteの使い方そのものをあまり分かっていないし、自分がどうやって使って行きたいのかも定まっていないので、一先ず何も考えずに、一つ投稿をしてみようと思ってただ書き始めてみた。思い付いたままの事を文字に起こす、ただそれだけの時間にしようと思う。本当なら最初の投稿は自己紹介をすべきで、それがnoteでのマナーだとしたら、まずは謝っておきたい。この文章は自己紹介ではないし、私は今後も自己紹介をしない可能性が高い。なぜなら

          「随分時間が経ったけど、あの時の感覚と似ている」