10月3日
10月3日
何か一行だけ次の投稿を書いておく。これは継続のための、ある種のコツなんじゃないかと思う。
人は継続が苦手である。私もそうだ。おそらく大多数の人よりも特に苦手なのではないかと思う。だからどうすれば継続出来るかを考えて、調べて、色々と試している。その一つが、このnote投稿の場合「次の投稿を少しだけ書いてから止める」というものだ。ゼロから書き始めるよりも、圧倒的に作業に入りやすくなる。
これはnoteの投稿に限らずに、日常の作業や、皆さんのお仕事にもあてはまる部分があるのではないか、と思う。ゼロから何かを始める事は、なかなかしんどいものである。身体も頭も温まっていない状態から動き始める時が一番しんどい。「0」は何倍しても「1」にならないのだ。「1」から「2」は2倍、「2」から「3」は1.5倍、「3」から「4」は1.333と数は増えるにつれて、増加比率は減っていくから、おそらく作業の労力も、それに似たところがあるのだろう。
「0」 から「1」には何倍してもならないのに、「1」を生み出す必要がある場合、なにか外部要因がなければならないと、私は思う。まるで宇宙の始まりを語っているみたいだけど、これはただ「どうしたら継続出来るか」を書いているだけである。
「0」 から「1」、つまりnote投稿の最初の一文を書くには、自分の意志だけではなく、何か外部要因が必要なのかもしれない。全く何も刺激の無い暮らしを送っていて、何も想わずに、何も学ばずに生きていれば、おそらく一行の文章も生まれてこないのだと思う。「0」は「0」のままであり、1より上の数字は別の、パラレルワールドの果てにしか存在しない。
「次の最初の一行を書いておく」という事は、身体の温まっている自分から、温まっていない自分への贈り物である。未来への贈り物。タイムカプセルみたいで素敵だと思う。
継続するためのポイントは他にもいろいろとある。作業環境を整えておくこと、何か「ご褒美」を用意すること、いずれにしても、「最初の一文を書いておく」ことにも共通して、高いハードルを低く下げる事が、「やってみようか」という思いにさせる。いかに入口をイージーに見せておくか。
そうは言っても継続できないのが人間だ。特に体調が悪いと、物理的に継続が出来ない。「健康」が最も大切な要素であることは、おそらく間違いが無い。「習慣作り」は人生の大きなテーマである。私もトライ&エラーして、またそれに関する事を書いてみたい。