制作日記ー赤毛のアンの勉強法にならってー
11月23日 勤労感謝の日。
今日は家族各々好きなことをして過ごそうということで決まる✨
娘はマンガ三昧と、長距離走の練習。
主人はアニメと寝ること。
わたしは、資料ノートとり。
目の前のやるべきことをやれずに、ゲームやドラマ、パチンコや娯楽、浪費に逃げる人は普通にたくさんいる。
わたしも今まさにそれである。
やるべきこと🟰デジタル作業から逃げまくって、
資料ノートとりに逃げまくっている。
ノート取りとか意識高い系なんじゃないの、と思う人がいたら
それは大きな間違いである。
小さい頃からゲームが不得手で、ゆうたら運動と同じくらい手の反射と脳の連動がまったくうまく作動出来ない。
RPGで、瞬時に敵と戦うために必要な道具を選んでゆくゲーマーの音速レベルの頭の回転の速さと手が消えているようなボタンを押す俊敏さには、目を見張ってしまう。
この人たち、スーパーマンかよ。。。と。。。。
スーパーマリオブラザーズが子供の頃発売されたとき、みんなはぴょんぴょんクリアできるのに、わたしがやると、
タラッ タッタタタラ ラ🎵
のBGMとともにマリオが落下してゆく無惨な光景を幾度も味わい、冷たい目でバカにされたことか。。。。
バイオハザードで、一番最初になぜかすぐに殺されて打ち震えていたことか。。。
それに、漫画家にとって、資料ノート取りとかカビが生えた化石みたいな趣味なんて。。。。。
最新のゲームに親しみ、ドラマを見まくる方が何百万倍も今風のマンガの演出や、人物の動き、構成に役立つ。
だから、ゲームが好きな人がとても羨ましいと思う。
ただ、ゲームやパチンコやスポーツやドライブをやっているときの熱中状態、いわば一種の瞑想状態が、単に自分にとっては、自分がこれから作りたい時代背景の資料をノートに書き写すこと、に過ぎない。
しかしながらいつも思う。
自分は時代を間違えて生まれたのではないか、と。
現代のノリについてゆけないのである。
さて、「赤毛のアン」という名作を多くの人がご存知かと思う。
わたしはアニメしか観ていないのだけど、そこで、いい彼女の勉強法を知った。
アンは優秀で、同学年の意地悪なギルバートと学年首位をかけて争っている。
クイーン学院合格へ向けて過酷な試験勉強が決まったとき、アンは最後の夏の前に何をしただろうか。
なんと、勉強道具一式を物置小屋にすべてしまい、封印したのである。
そして、美しい自然が綻ぶ夏の間中、ダイアナや友人たちと思い切り遊びまくった。
夏が終わったとき。
アンは物置小屋に向かい、封印していた勉強道具や参考書一式を自分の部屋に持ち帰る。
そこから、一心不乱に勉強に勤しむようになるのである。
アンは見事にクイーン学院を主席で合格し、ギルバートに勝つ。
このなんでもないシーンは、個人的にとても印象に残っていて、
やりたいことを、思い残すことはない、というくらいやれば、勉強や仕事も頑張れるかもしれないなあ、と思った。
そこで、わたしはこの勤労感謝の日を使って、自分のやりたいことを存分にやろうと思った。
全くもってやりたくないデジタル作業から一旦離れて。。。。
開店と同時に喫茶店へ入り、すぐに資料ノートをとってゆく。
ちょうどお昼時になったので。。。
腹ごしらえのあとは、
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まんが道ー制作日記ー
ほぼ毎日更新。 マンガとともに歩む制作日記です。 イラスト、マンガのほかに、マンガメイキングや、日々思っていることを赤裸々に、悩んでい…
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