BOOKS
教授のインタビュー映像の背景に映っていそうな「本」の画像です。こういうかっこいい背表紙がずらーっと並んだ、本が山積みの部屋に住んでみたいものでございます。
画像を作りながら、杉浦 明平「本・そして本―読んで書いて50年」の中のエッセイを思い出しました。たぶん杉浦さんの実体験だったと思います。大正から昭和初期あたりの研究者、特に文学の研究者は、本をたくさん読まなければならない。ずらーっと並んだ先人の文学全集を読破しなければならない。いくら好きで研究者をやっているとはいえ、やはり全集の読破は大変なこと。
そこで、モチベアップのために、数十万円(今なら数百万円?)で買った文学全集すべてに、なんと自分の名前を消せないペンで書き込んじゃうそうです。いわゆる蔵書札のようなものです。これでもう、「…いっそ本がきれいなうちに売り払ってしまおうか」という気弱な退路を断つわけです。いやーむりむりむりむり(汗)、凡人にはとうていできないことでございます。
グラデーションの場所は、スウォッチ>スウォッチライブラリ>グラデーション>カラーハーモニーです。
【イラレmemo】
カラーのオブジェクトをモノクロにして、描画モードをハードライトにしました。色味の多いグラデーションとはすこぶる相性がいいようでーす。
余談
元の素材をみていただけると、元はすごくカラフルなオブジェクトです。もちろんカラフルなままで使う場合も多々ありますが、今回あわせるのは色味の多いグラデーションでございます。ということで、できるかぎり色数を減らすことに、作業全体の8割の時間をかけました。
最近ようやく実感としてわかってきたのですが、シンプルなデザインほど難しい(汗)。デザインとはこれすなわち削ぎ落とすことといっても過言ではないと思いますです。これからも修行に励みたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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元の素材
Books in bookcase seamless pattern Premium Vector
https://www.freepik.com/premium-vector/books-bookcase-seamless-pattern_5297316.htm
※画像内に有料素材等を含んでいるため、ここ以外での使用には著作権の確認が必要になります。「みんなのフォトギャラリー」から、noteのトップ画像として使用する場合は、どなたでもご自由におつかいいただけます!
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