綾香先生に距離を置かれた僕はリビドーを満たされていない。でも、麗奈にそのことは言えない。「麗奈はどうなの?」麗奈は急に悲しげな表情になった。「そのことが今の私の一番の悩みなの」麗奈は東大文Ⅲを目指していた。十分合格圏内だった。「私、リビドーが邪魔して勉強に集中できないの」
放課後、麗奈は自習室によく誘ってくれた。麗奈は上位の成績だった。鹿児島はラサールという男子校があるので頭のいい男子はラサールに進学する。僕の通う県立高校の男子はラサール落ち、女子はラサールレベルが入学する。麗奈はそのレベルだった。頭のいい女子生徒の共通点は性欲が強いことだ。
先生との関係が深まるにつれ成績がみるみる落ちていった。先生とのセックスが片時も頭から離れない。勉強が全く手につかない。先生は成績が下がり始めた僕をはじめは心配していたが「私が原因で成績下がったのね」だんだん僕と距離を置くようになった。土曜日にマンションに寄っても留守が多くなった。
「どうしたの?」麗奈は目を開けて僕を見た。麗奈に愛おしさは感じていた。しかし、まだセックスする決心がつかない!僕はこの状況から脱する方法を必死に探した。前頭葉をフル回転させて思案した末、やっと打開策が浮かんだ。「麗奈、コンドームが無い」麗奈は机の引き出しに手を伸ばした。「あるよ」
麗奈は机の引き出しからコンドームを取り出した。麗奈がコンドームを持っているなんて意外だった。「このコンドームどうしたの?」「敬子からもらったの」敬子は隣のクラスの生徒で麗奈とは仲良しだった。敬子は大学生と付き合っていた。僕はもう逃れられないと決心した。僕は麗奈の隣に寝た。
「ひろし君のこと、好き」急に麗奈に対して愛おしいという感情が湧いてきた。これまで綾香先生に向けられていた性愛のベクトルが麗奈にも向いている。麗奈はそっと目を閉じた。そっとキスした。麗奈は震えていた。麗奈を抱きしめた。麗奈も強く抱きついてきた。「ねえ、ひろし君、セックスしよう!」
「ねえ、一緒にリビドー満たそうよ」麗奈は僕の手を握ってきた。僕の股間はその瞬間勃起した。しかし、麗奈をセックスの対象として見たことが無い。僕は躊躇した。「いやなの?」麗奈は悲し気な表情をしている。思い切って麗奈に聞いた。「麗奈は僕のことどう思ってるの?」麗奈は頬を赤く染めた。
綾香先生は学校では僕を明らかに無視するようになった。「綾香先生!」何度か声をかけたが先生が僕を振り向くことはなかった。そんな時、麗奈という同級生が僕に近づいてきた。麗奈は僕の成績がどんどん落ちていくことをとても心配してくれた。麗奈は僕と綾香先生との関係には気づいていなかった。
「学校では私とひろし君はただの教師と生徒よ。それが、守れなかったらもう会えなくなるよ」学校での綾香先生は僕に対して素っ気無かった。先生との関係を続けるためには仕方ないと僕は自分に言い聞かせた。先生との逢瀬は週に一度、土曜の午後だけだった。僕は先生のことが片時も脳裏を離れなかった。
学校では僕に対して素っ気無い態度の綾香先生だったが、土曜日のマンションのベッドの上では淫欲にまみれた痴女に豹変した。先生は激しく僕の体を求めてきた。僕と先生は本能を浮き出しにして、お互いの体を貪った。セックスを重ねる毎に、僕は先生の魅惑的な体に溺れ、快楽の渦に飲み込まれていった。
麗奈はベッドに仰向けに寝た。麗奈は目を閉じている。僕の気持ちはこの急な展開についていくのがやっとだった。麗奈に愛おしさは感じた。しかし、綾香先生を抱くときに抱く強い性衝動を、麗奈に対してはまだ感じない。僕はどうしたらいいのだろう?僕はベッドに寝ている麗奈の姿をじっと見つめていた。
「まだ出しちゃダメ!」綾香先生は膣の締め付けを緩め、さっと腰を上げた。ヌルっと膣からペニスが抜けた。その瞬間、ペニスの根元からビリビリと電流が走るような快感が全身に広がり、大量の精液が飛び出した。精液は先生の太もも、陰毛、下腹部に飛び散った。「危ない!危ない!」先生は苦笑いした。
学校帰りに麗奈は突然フロイトのリビドーの話を始めた。成長の段階でリビドーが満たされなければ人格が歪んでしまうという話だった。僕は麗奈の話をぼんやりと聞いていた。「私たちが今満たされなければならないのは性器期のリビドーなのよ」麗奈は語気を強めた。「ひろし君は満たされてるの?」
学校帰り、気がつくと麗奈の家の前にいた。「ひろし君、ちょっと寄っていく?」麗奈に誘われるまま僕は家に上がった。麗奈の両親は共働きで麗奈は一人っ子だった。2階の麗奈の部屋に入ると、麗奈は内鍵をかけた。「私、リビドーを満たすならひろし君がいいと思ってたの」麗奈の頬が赤く染まっていた。
ベッドの上で麗奈と手を握り合った。麗奈の制服に手を伸ばした。制服の脱がせ方が分からない!綾香先生はいつも自分で脱いでいた。麗奈は脱がないのだろうか?「ひろし君、コンドーム付けて!」僕はズボンとブリーフを下げ、コンドームを装着した。麗奈はスカートの中に手を入れ、ショーツを下げた。
「ひろし君、どうすればいい?」麗奈の目は潤んでいた。「助けて!」彼女の手は僕の肘を掴んでいる。僕をセックスに誘っていると直感した。しかし僕の性欲のベクトルは綾香先生に向いていた。麗奈とセックスする気持ちになれなかった。麗奈の誘いを断ることもできず、僕はただ黙ってうつむいていた。
綾香先生はベッドボードのティッシュを手に取り、下腹部にまき散らされた僕の精液を拭き取った。そして、ペニスを口に咥えると、ペニスに付着した精液を舐めてゴクリと飲み込んだ。先生の口の感触で僕の下半身はすぐに蘇った。「若いから元気ね」先生はあきれ顔でほほ笑んだ。「ひろし君、またする?」
初めて味わう膣の感触に、僕は酔いしれていた。しかも生だ!膣が締め付ける快感がペニスから全身にビリビリと電流のように広がる。「ひろし君、どう?気持ちいい?」「すごく気持ちいいです」綾香先生の膣がペニスに絡みつく。膣がギュッと締め付ける。僕は強烈な射精情動を覚えた。「先生!出そう!」
はにかむような表情の麗奈を初めて見た。麗奈は学校ではいつも知的で凛としているので女の子らしさはあまり感じなかった。僕の性欲は綾香先生に支配されていたので、麗奈の姿をじっくり見ることもなかった。麗奈をよく見ると目がぱっちりとしていて整った顔立ちだ。初めて麗奈をかわいいと思った。
後輩女子の靴下の匂いを嗅ぐ話を書いています。