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きょう心にしみた言葉・2024年9月25日

2024. 3. 9 「日々の哲学」 No.08 まとめ

池田晶子『残酷人生論』を読む。言葉、神、死、魂などを主題に「哲学する」すなわち「考える」ことへの旅へといざなう。1995〜97年の雑誌連載なので、彼女の思想がまだ整理し切れていない部分もある。人生なんて残酷さ、甘く見るな、という書ではない。なぜ「残酷」なのか考えるのもおもしろい。

池田晶子『14歳の君へ どう考え どう生きるか』を読む。幸福とは何か、なぜ人は戦争するのか、言葉の力とはどのようなものか、哲学という言葉や術語をまったく使わず語りかける。これぞ哲学エッセイであり、池田晶子エッセンス。受験には役立たないが、人生には役立つという言葉に偽りはない。

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