第4回 翠色倶楽部の読書会
①第4回 翠色(すいしょく)倶楽部の読書会が開催されました。
要約して以下の長さです。全部載せられませんがこれでも一部の備忘録です。
長いので心に余裕があるときに・・・
あんど
()内は私の感想ですので温かい目で( ´艸`)
1 #欲がでました #ヨシタケシンスケさん
2 #ぼくがゆびをぱちんとならして 、きみがおとなになるまえの詩集 #斉藤倫
3 #今ここを生きる勇気 #岸見一郎
4 #カフカの城他三篇 #森泉岳土
5 #EbonyandIrony短編文学漫画集 #長崎訓子
6 #ペスト #カミュ #車戸亮太
7 #道をひらく #松下幸之助
8 #習得への情熱 #ジョッシュウェイツキン
9 #松田優作 #炎静かに
10 #警察・ヤクザ・公安・スパイ 日本で一番危ない話 #北芝健
11 #老後の資金がありません #垣谷美雨
12 #夫の墓には入りません #垣谷美雨
13 #人生が驚くほど逆転する思考法 #ノーマン ヴィンセント ピール
14 #赤毛のアン #ルーシー・モード・モンゴメリ
15 #14歳の君へ #池田晶子
16 #夏物語 #川上未映子
1 こんなに前書きが面白い本はない。人は納得欲が強い生き物。
納得欲の強い人は、わかりたいとか、理解したいとか、理屈を求める。
世の中は正しいかどうかではなく、気がすむかどうかで動いている。
(その人の気がすむかどうかという事を積み重ねていくことで、前に進んでいるのかなと思います。例えば、小さい子どもに、触っちゃダメ!!と言ったりしますけど、一度触らせれば気が済む。私も、そんな無謀なこと止めなよと言われたことありますが、まぁ気が済まない。それで失敗するけど、その時は気が済んでいるから心は安寧。命に関わることはそうはいきませんが、そうでない事はある程度気が済むまでやらせる。これは相手と関わり合う上でのコツなような気がしました。人間はロボットのように正しく生きるようにプログラミングされたわけではないですしね。参加者様は読書会大先輩。なんでも知ってて神でした。)
4、5、6
三冊とも漫画です。漫画は「本質」を掴むのが上手い。長いお話を数ページの漫画で納めている。有名な古典文学もかなり短いページで書いてある。カフカの「城」をわずか16ページでおさめているなど凄いこと。
7 超有名な自己啓発本が何とも手に取りやすいおしゃれな装丁になっている。若い人でも気軽に手に取れる。本離れが増えている今こういう形で出版されるのは喜ばしこと。
(↑漫画は本質を掴むのが上手いといった参加者さん。まさにその一言につきるかと。すごい。今回、出版社勤務という参加者の方が持ってきてくださったのが漫画でした。ペストのカミュは最近コロナの影響で売れていましたが、ちょっと読みにくいなと思う部分もあります。漫画にすることでその本質を、苦手な方にもわかりやすく文字と絵で伝えてくれる。漫画の力はすばらしいです。爪楊枝をつかった技法で描いた本は墨絵のようで引き付けられます。装丁買いしちゃうよねっていう話も)
8 こちらは参加者の方がプリントに纏めてきてくださいました。全文は写真として載せますのでご覧になってください。
「読む瞑想」、「内面の静寂、内面の探求、学習法の最高の指南書」。
「チェス」と「競技太極拳」、異質な二つの分野で超一流競技者となった著者の、学習と実践の履歴から学んだことwith著者自身の成長ストーリー。
(寄贈してくださいました。高い本ですがまちライブラリーにあります。私は買おうかな。天才的なチェスプレイヤーが、太極拳でも世界大会で優勝するという・・・。肉体と頭脳、両方を極めてしまっている。一体どうしたらそんな事ができるんでしょうか。どうやらそのプロセスが余すことなく載っている。結果をだしている人の言葉は、重みが違います。学び、技術の習得、これは子育て中にも、何か習得しようと頑張っている方にも、どのジャンルの方にも読める本なんですね。極めた道というのは、どの道にも通じる。そういう事なのかなと思いました。)
9 松田優作の遺作となった ブラックレイン オーディションの様子などが書かれている。
痛みと闘いながらの撮影だったブラックレイン。オーディションの合格が意外な事実だった。役者に命を懸けた松田優作。若くして亡くなってしまった。まさに伝説の男。今はもうこういた俳優は出てこないのではないか。
(いつも一風変わった本を持っていてくださる参加者様です。松田優作といえば、私には息子さんのほうがわかりますが、松田優作さん世代にとってはもうまさしく伝説の俳優さん。その松田優作さんが唯一心をゆるしたジャーナリストの方がこの本の作者です。作者だからこそかける内容。オーディションの話は目から鱗でした。今の時代にいらっしゃらないのは残念ですが、早くして亡くなる方は、やはりその短い人生での時間が濃いように感じます。自分の寿命は誰もわからない。故に後悔なく生きたいものです)
11 12 駅の中刷り広告で気になっていた本。本屋でぺらぺらと見ていたら止まらなくなって購入。女性にはすごくわかる内容。また、女性と男性のお金の価値観の違いが分かるので男性も読んでみると面白いかも。エッセイではなく小説。(小説と聞いて驚く参加者さんたち。垣谷さんは、こういった生活のお話が得意なんですね。あと、13の人生が~は迷われていたときに方向を示してくれた本という事。本は答えを見つけ出してくれます。私もそれは思います。大切な一冊ってありますよね。だから何かに迷ったときは直観で選ぶ本に答えが書いてあったりします。そんな経験ないですか?私あります)
14 赤毛のアンで読書の楽しさを知った。表紙が今と違う初期のものはとても素敵。
15 この本には、不偏的な答えが書いてあると思う。友達ってなんだろう、そう悩んだ時があった。そのように心に沸いた思いは、わかると自分が揺れなくなるんだなと思う。好きなことを軸に時間を重ねていくと後悔しない。(さきほどの方もそうですが、偶然手に取った本が、抱いている悩みを解決してくれることがあります。自分の師となるものは人だけではなく、書物でもあります。だから大切な一冊は持っていたいなと思います)
16 女は子供を産まなければならない こういった考えは今はだいぶ古いものとなっています。この本にはAIDという不妊治療のことが題材となっています。私はこの中に出てくる主人公ではないもう一人の女性の言葉が重くのしかかります。虐待もテーマにあります。「生まれてきたことを肯定したら私はもう一日も生きてはいけない」こんな風に生まれてきたことを否定して生きる矛盾の人生って悲しい。読めば理由がわかります。その矛盾の中生きている人がいるという事を私たちも目を背けてはいけないのではと思います。
ふう。読めましたか?お疲れ様でした。
今月もご参加ありがとうございます。
参加者の方のおかげで会は成り立っています。
来月は11月15日日曜日です。参加していただける方はまちライブラリーさんまでお申し込みお願いします。
私が泣いて喜びます^_^
ゼロの時は一人で独り言でやろうかな。
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