寒い夜空の写真 遅刻ばかりの流れ星を探す もう見つからないかな 冷たい窓の向こう 厚めの布団から顔を出して 止まった世界に頬杖と 孤独は眠れない 駆け巡る光は走馬灯の影絵 きっと誰かの微笑に 誰も居ない心の中 仄かに香る金木犀の便り その指先は彼の人へ ラムコーラが冷たい
月を眺めてきた いつもと変わらず 綺麗だった 沢山話してきた 何も言わないけど 優しさの頬 それでいい。それがいい。 さよなら
後は頼む。 俺を横切り知った空気はお手のもの 古い付き合いだが話すことは無い また来ては頼って頼られての差異 知った事実は後か先かの繰り返し 少し休まないか
まだ顔も知らない貴女に 残されたオレの時間から 出会える確率を考えると 限り無くゼロに近いのに 今日もまた同じ空の下で たぶん、いつか、きっと