◆青と月のトリビューン
それは生まれた時から青くて、青くて、蒼くて。透きとおる青い道に歩く私、少し楽しげに口笛を吹いては早足に進む時は、きっとスキップなんてしようと思って始めたわけじゃないのに、脚が奏でに合わせて歩きだす。
何かが始まる気がしてたまらないと朝日が囃し立てては背中を押す暖かな陽の光に、ちょっと仲間が居るような安心感と言うか抱擁に任せておくのも素敵だねって、独りで微笑みそんな日に会えたのとにアリガトウって囁いてみる。
いつもは見ないのに今日に限ってアイサツするのはお出かけの合図?かなって聞いてみてはするけど答えてくれないのは何時ものこと。青くて、青くて、碧くて。もう水辺の通り過ぎても早る気持ちは抑えきれないなんて、ああ、今日は何の日かしら、そっとこちらを見てくれてるのは感じてるの、そうあれは白虹が想いを繋げた空に唄う架け橋の声に、幼かった心に大人へと進めた勇気と希望と後押しと、初めて知ったあの日のよう。
止まらないよ。もう
青くて、青くて、青くて。奏でるリズムに風の囁きが耳元を通り過ぎるのはオカリナのよう。微笑みは地上に広がる木々や草花、すれ違う知らない人々の幸せにも伝わり、まるで生きものは生きて生きて活きて、そんなの当たり前なんて簡単に言ってしまうなんて怒られそうだけど、きっと皆んなが望んでいた事なんて心の片隅にでもお話ししてやいですか?って独り言。
いろいろ生きてきたし、背中にはいっぱいいっぱいの背負ったものが幾重も毒毒もしてるけど、全部下ろしちゃうには難しい年を重ねて来たし
、少しずつ解決とか収束とか涙とか色々足りないかもしれないけど、ちょっと頑張ってみるわ。
それを私に伝えたかったのね。って思ってるの。
青の月のトリビューン。ここからの舞台
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